インドがヒマラヤ山脈に隣接するアルナーチャル・プラデーシュ州に10億ドルを投じて12の水力発電所の建設を加速させる計画であることを、ロイター通信がインド政府筋からの情報として報じました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 アルナーチャル・プラデーシュ州でインドが水力発電所建設 アルナーチャル・プラデーシュ州はインド北東部に位置し、巨大な水力発電の可能性を秘めています。 しかし、中国もこの州の大半の領有権を主張して、チベット南部の管轄下に置き蔵南地区と呼び、この地域における他のインドのインフラ開発に反対してきました。 中国は1962年の中印国境戦争でこの地域の一部を一時占領しました。2020年にインドと中国の国境紛争が再燃して以来、両国は国境地帯のインフラ整備に取り組んできました。 インドの財務省と電力省や中国の外交部は、この件についてコメントを出し