持ち歩くノートPCは汚れがち。傷や手垢で悲惨な状態になっているThinkPadを持ち歩いている人も少なくないだろう。傷の補修は素人では難しいかもしれないが、ThinkPadの美しさは何とか維持したいものだ。そこで、ThinkPadを綺麗に磨くコツを、日本アイ・ビー・エム(IBM)藤沢工場にある「リユースセンター」のプロたちに伝授してもらうことにした。(取材日:2002年10月21日) [Text by 米田 聡] リユースセンターに関しては、すでに本誌Anniversary Special 09「ThinkPadの第2の人生」で取り上げられているので参照して欲しいが、IBMが回収した使用済みのThinkPadを、品質保証付きの中古製品に復活させて出荷するところだ。前ユーザーの激しい利用で汚れたThinkPadを、誰が見ても「製品」に違いないと納得させられるレベルまで磨きあげる技量を持った、