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ブックマーク / joi.ito.com (38)

  • 朝日新聞 - 伊藤穣一さんに聞く 創発する民主主義とは - Joi Ito's Web - 日本語

    Reposted with permission: By: 朝日新聞編集委員 根清樹 《 伊藤穣一さんインタビュー 》 Q。まず「創発」という言葉をわかりやすく説明して下さい。 「例えばアリは一匹一匹に高い知性はありませんが、群れとしてはとても複雑な共同作業をします。巣をつくり、ごみ捨て場や、死んだ仲間の墓地もつくる。個々の単純な動きが相互に作用し、いわばボトムアップで思いがけない高度な秩序が生まれていく。そういう現象を創発と呼びます。例えば大都市でも、トップダウンの都市計画より住民の相互作用から生み出された街並みの方がうまくいく。これも創発です」 Q。そういう現象が政治にも生じてくるだろうということですか。 「はい。例えば米国に『討論型世論調査』という面白い試みがあります。無作為抽出したごく普通の人々を一カ所に集め、税制とか年金とか、ややこしい問題を数日間議論してもらう。すると一人一人

  • LinkedIn Japan - Joi Ito's Web

    As many of you know, I've been working closely with Reid Hoffman for years now and one of the things that I've been working with Reid on from the beginning was thinking about LinkedIn, especially in the context of Japan. As LinkedIn begins its global expansion, Japan is an important priority and recently I've been advising LinkedIn on a more formal basis. Japan REALLY needs LinkedIn right now. Lin

  • MIT Media Labに参加するにあたって - Joi Ito's Web - 日本語

    今回、MIT Media Labの新しい所長に選んでもらったことを光栄に思う。 去年の11月僕は、シリコンバレーを拠点に活動するたくさんの人々がオックスフォードを訪れ、起業家や大学生などと交流する魅力的なイベント「シリコンバレー・フォーラム(Silicon Valley comes to Oxford)」に出席した。こうしたカンファレンスは旧友と再会をするまたとない機会となることが多い。 今回のカンファレンスには僕が知る中でも最も魅力的な人物の一人であるMegan Smithが出席していた。 Meganと会うと、よくこうなるのだが、僕達はとにかくいろいろな事について語り合った。 その中でMeganが、「Joi, MIT Media Labの所長になるのに興味ない? 実は今、ちょうどNicholas Negroponteとその話をメールでしていたの」と突然僕に言った。僕は、「うーん...よし

  • P2PUと KMDのコラボによるデジタルジャーナリズム講座について - Joi Ito's Web - 日本語

    この3年間、僕は慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)でデジタルジャーナリズムに関する講座を教えている。毎年そのフォーマットについて反芻して、僕の関わり方をより効果的に行い、より多くの人々に影響を与えられないだろうかと検討してきた。 今年はP2P University(P2PU)のPhilippに会った。P2PUの理念missionは以下の通りだ: Peer 2 Peer Universityは施設の壁の外での教育を構築し、学習者の実績に対し承認を与える草の根的なオープン教育プロジェクトです。P2PUは従来の正式な高等教育と並行した生涯学習のモデルを提示します。P2PUはインターネットおよびオンラインでオープン提供されている教材を活用し、高品質で低コストの教育機会を実現させます。P2PUの質とは万人による万人のための、ほぼあらゆる事項に関する教育なのです。 オンラインで行われ

  • 僕の近況と、Neoteny Lab、そして Open Network Lab について - Joi Ito's Web - 日本語

    2000年、黎明期のインキュベーターたちの絶頂期に、僕はネオテニーという会社 を興した。CMGIやICGといったインキュベーターは、ポートフォリオ企業の価値 を大幅に引き上げ、JH Whitneyのようなファンドが、世界中のインキュベーター の後ろ盾となっていた。 いくつものスタートアップ企業のCEOを経験したことがきっかけで、僕は投資側 への転進を考え始めた。日で広いネットワークを築いた結果、一つのビジネス の経営に専念するよりも、ポートフォリオ企業を管理する方が自分は向いている と思うようになった。 僕は何人ものファンド運営者と話をし、ベンチャーパートナーとして参画するこ とを検討した。そして、迅速な資金調達と、(投資される側にとっても)納得し 得る投資条件を備えたインキュベーターを設立する、というアイディアをもっ て、ネオテニーという会社を興す事にしたピーク時にネオテニーには、PR

    shinyai
    shinyai 2010/05/19
  • オープンネットワークにおけるイノベーション - 開かれたネットワークの次なるレイヤー、クリエイティブ・コモンズ - Joi Ito's Web - 日本語

    マッキンゼーのWhat Mattersのために記事を書きました。 編集前のバージョンの日語訳です。 (訳:金沢チーム) インターネットに関するイノベーション爆発の原動力となっているのは、オープンスタンダードによって規定されたオープンネットワーク上で働く人々からなるエコシステム(生態系)である。しかしながら、様々な機器をますますシームレスな形で接続する技術が生まれるなか、そもそもイノベーションを「守る」ために設計されたはずの複雑な著作権制度が原因で、システム内の摩擦や障害が目立ち始めた。だがオープンネットワークプロトコルによって、相互利用可能で摩擦を生じないネットワークが誕生し、著作権問題の多くはオープンメタデータと法的基準による解決が可能になり、摩擦や現時点で必要なコストは大幅に削減されている。 Ethernet やRJ45コネクタが標準となる以前、僕たちは様々なネットワーク技術やコネク

    shinyai
    shinyai 2009/10/31
    オープンネットワークにおけるイノベーション - 開かれたネットワークの次なるレイヤー、クリエイティブ・コモンズ - Joi Ito's Web - JP
  • ドバイのバッシングに関する記事へのフォローアップ - Joi Ito's Web - 日本語

    僕がドバイのバッシングに関する記事をブログに書いたのは、主にNew York Times紙の記事を読んだ友人やその他の方々からの、「ドバイは大丈夫? 蛇口からはゴキブリが出てくるし、空港は捨てられた車で一杯らしいけど」というEメールやTwitterメッセージに答えるためだった。「問題ないよ」と返事するしかなかった。ドバイに関するネガティブ・プレスが増えつつあるように思えて、報道に、攻撃的なネガティブな論調とコンテキストの欠如が見られたからだ。 前回のブログの記事では友人らに「問題ないよ。ドバイはもう終わりだというのは誇張に過ぎない」というメッセージを送ることに重きをおいた。ドバイに対するその他様々な批判に加え、UAE内の移民系労働者の扱いのひどさについて報じた記事にリンクを張った。 そのブログの記事にはたくさんの批判の声が寄せられ、その中には僕の最も親しい友人らからのものも含まれていた。人

  • ドバイに対するバッシングと「すり替えたがり傾向」について - Joi Ito's Web - 日本語

    もう少し実地体験を積むまでブログに投稿するのは待とうと思っていたんだけど、最大140文字のTwitterレスで言えることの限界に達してしまった。多くの方々から、ドバイにおける労働者の待遇に関するGuardian紙の記事とThe Independent紙の記事へのリンクが僕の手元に届いている。ドバイをバッシングする記事は増加傾向にあり、これらの記事はその流れの延長線上にある。この扇情的な大きな流れを最初に作ったとも言えるのが、New York Timesの記事だろう。Desert Blogger同様、僕は蛇口からゴキブリが出てくるのなんて見たことはない。 ;-P Desert Bloggerがこれらの記事に対して的確な返答をしている。 僕はまだこの地域に来て日が浅いので、地元の住民のように確かな発言はできないけれど、描かれている絵がかなりバイアスのかかったものであり、「バッシング」と呼ぶにふ

  • イスラエルへの2度目の旅を振り返って - Joi Ito's Web - 日本語

    shinyai
    shinyai 2009/04/12
    「歴史は何を教えてくれるのか?多くのことは学べない。なぜなら歴史は流血という名の赤いインクで書かれているからだ。我々は子供たちに、過去を忘れない方法ではなく、未来を想像する方法を教えるべきなのだ」
  • オバマ大統領、イラン暦元日にイランとイラン国民にメッセージ - Joi Ito's Web - 日本語

    Twitterにも書いたけれど、オバマ米大統領がイラン暦の元日であるノウルーズを祝し、ホワイトハウスのウェブサイトにYouTubeの動画をアップロードした。 「大統領は今年のノウルーズに、イランの国民と政府に対し、過去数十年間における両国間の関係の緊迫を認めたうえで、特別なメッセージを送りたいと考えました。『しかし、この祝日に際して我々は、我々が共有する、双方を結びつける博愛の精神を思い起こす」と大統領は語っています」 動画にはペルシア語の字幕がついている。 非常に良かったと思う。不十分だという声もやりすぎだという声もあるかもしれないが、僕としては、この敬意のある響きと前政権からの姿勢の変化には非常に良い印象を持った。 アルジャジーラで働くMohamed NanabhayはTwitterに、「これまでの『味方でないなら協力はしない』という口調でないことは確かだ」と書いている。 元CIAで、

  • ドーハ初訪問を振り返って - Joi Ito's Web - 日本語

  • YouTubeが動画ダウンロードとクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのオプションの試験運用を開始 - Joi Ito's Web - 日本語

    この件に関してはYouTubeと共同で長い時間をかけて準備を進めてきた。実現に手を貸してくれた皆さんにたいへん感謝したい。我々にとっても非常に大きなニュースで、大いなる躍進といえるだろう。 . YouTubeが非常に嬉しい発表をしたところです。動画の所有者が動画のダウンロードを許可し、クリエイティブ・コモンズのライセンス下でその作品を共有できるというオプションが試験運用されることになりました。今回の試験運用は、スタンフォード大学、デューク大学、カリフォルニア大学バークレー校、UCLA、UCTVなど、複数のパートナーと共同で実施されます。 我々はこれまで、皆さんがより簡単に動画をみつけ、視聴し、共有できる方法を探し求める中で、お気に入りの動画をオフラインに持ち帰りたいという声を多くの方からいただいてきました。これを受けて我々は、手持ちの動画を全世界と共有し、インターネット接続のない環境でも楽

  • ドバイへの引っ越し - Joi Ito's Web - 日本語

    2008年12月30日付けで正式にアラブ首長国連邦、ドバイ市民となった。 2007年にDella Van Heystがバーレーンでの会議に呼んでくれた時は、僕はまだ中東にはまともに行ったことがなく、世界市民たれという僕の一つの目標に向けてこの地域についてよりよく理解すべきだと思い、その会議への参加を決めたのだった。会議は興味深いもので、中東およびイスラム文化に関して僕がまるで無知であることを再認識した。バーレーンでの会議の後、Jayが僕を、彼が程なく引っ越す先となっていたドバイへと連れていってくれ、彼の友人のBalallを含め、何人かの人たちに紹介してくれた。 クリエイティブ・コモンズでの僕の仕事の一つに、クリエイティブ・コモンズの世界規模での普及を支援するというのがある。我々は、アジア、ラテンアメリカ、北米、オーストラリア・ニュージーランド、欧州では成功を収めてきている。ただ中東とアフリ

  • Jesse DylanがScience Commonsの理解を容易にする動画を作成 - Joi Ito's Web - 日本語

    Jesse Dylan(will.i.amのビデオクリップ「Yes We Can」の監督)による動画(CC-BY-NC-ND-3.0ライセンス下で提供) ウェブの利点を科学に応用する サイエンス・コモンズでは、ウェブに対応した、より迅速で効率的な科学研究のための戦略やツールを企画しています。研究に不要な阻害要因を特定し、それらを軽減するための法律的ガイドラインや法的協定を作成し、研究・データ・素材の入手および利用をより容易にするための技術を開発しています。 サイエンス・コモンズの目標は、データから発見への移行を加速させること、すなわち、研究の価値を引き出し、科学者の皆さんが従事する研究の恩恵をより多くの人々が受けられるようにすることです。 サイエンス・コモンズは、クリエイティブ・コモンズの新しい重要な一側面だ。クリエイティブ・コモンズをベースとしてはいるものの、「科学者向けのクリエイティブ

  • 時代に取り残される金融サービス - Joi Ito's Web - 日本語

    「ちょっと待てよ。投資銀行って当に今でも必要なのか。」 突然沸き上がったこの疑念は、情報と、安価な取引費用さえ確保できれば無用の長物と化す金融サービス/商品の一大ジャンルが崩壊する、そのいわば氷山の一角なのではないかと思える。 金融デリバティブやリスクを証券化することは他の人もそれを買えるようにするということで合理性はあるのだが、大きな企業が人件費に大枚をはたいてその事業に取り組むのは、来の価値より高く売れる商品を作り出すためだ。規制はあるものの、リスク情報の案内は省略され、買い手/ユーザーに完全な情報や安価な取引費用を提供することよりも、商品を売ることに焦点が当てられている。一方で情報はむしろ隠され、管理費から取引費用まで、取引に関する利害の衝突はそこら中にある。 このような手作りの市場は、取引費用が高額で、これら一連の事項をまとめて管理していた時代には合理性があったものの、今は、よ

  • クリエイティブ・コモンズが「非営利的な使用」に関する研究を開始 - Joi Ito's Web - 日本語

    クリエイティブ・コモンズが「非営利的な使用」に関する研究を開始 クリエイティブ・コモンズは日、コンテンツの営利的な使用および非営利的な使用の相違点を調査する研究の開始を発表した。この研究は、「営利的な使用」および「非営利的な使用」の定義が、様々なコミュニティ内で多種多様なコンテンツに関してどのように理解されているかを調べることを目的とする。 この研究は、理解が容易で使用が簡単な、柔軟性に富む著作権ライセンスを無料で提供する、というクリエイティブ・コモンズの使命に直接関連するものです」とクリエイティブ・コモンズCEOのJoi Itoはコメントした。「非営利的という表現はクリエイティブ・コモンズのライセンスを選ぶクリエイターに人気のある選択肢で、そのことから、同表現が何らかのニーズに対応できているのだとわかります。」しかし、クリエイティブ・コモンズのライセンス下で提供される作品数が爆発的に増

  • Caterina Fakeがクリエイティブ・コモンズの理事に - Joi Ito's Web - 日本語

    Flickrの共同創立者Caterina Fakeがクリエイティブ・コモンズの理事に就任 米国カリフォルニア州サンフランシスコ、2008年8月25日 クリエイティブ・コモンズは日、Flickrの共同創立者であるCaterina Fake氏が理事として同団体の理事会に加わったことを発表しました。 Fake氏は人気を博する写真共有サイト・コミュニティ「Flickr」を2004年に共同創立しました。Flickrは、ユーザーに自分の作品を無料且つ合法使用目的で一般に提供することを奨励する方法として、クリエイティブ・コモンズのライセンシングをいち早く採用したメディア共有サイトの1つです。同サイトの開設以来、Flickrのコミュニティに所属する写真家は、クリエイティブ・コモンズの著作権ライセンス下で7500万点もの写真を一般に提供しており、Flickrはインターネット上でのライセンス許可素材の入手先

  • フリーライセンスに大きな法的勝利 - Joi Ito's Web - 日本語

    一大ビッグニュース:司法がフリーライセンスを支持 法律フリークの方でもなければ、この件は重要には思えないでしょう。でも信じていただいて大丈夫。これは大勝利です。 こうしてご報告できることを大変名誉に感じています。米国連邦巡回控訴裁判所(知的所有権に関する米国でのご意見番的法廷)がクリエイティブ・コモンズその他の事業を明示しつつ、フリーの著作権ライセンス(先方は「オープンソースの」と呼んでいます)を支持しました。(ここで対象となったのは、アーティスティック・ライセンスでした。)これはとても重要な勝利であり、Stanford Center for Internet and Societyがその実現の鍵となる役割を担うことができたことを大変うれしく思っています。特に同センターのChris Riddder、Anthony Falzone両氏には賛辞を贈りたいと思います。 非専門的な言い方をすれば、

  • Oliver Ding's Freesouls slide show - Joi Ito's Web

    Ito, J. (2008, August 7). Oliver Ding's Freesouls slide show. Joi Ito's Web [Blog post]. https://joi.ito.com/weblog/2008/08/07/oliver-dings-fr.html

  • FREESOULS(撮影・リリース:Joi Ito) - Joi Ito's Web - 日本語

    もう1年以上、色々な面々の写真を撮っては「freesouls」のタグをつけてFlickrに投稿し続けてきた。ブログにも以前に書いたけど、Wikipediaなどのフリーコンテンツ系プロジェクトのために、友人たちの魂を解放するのが僕の務めだと考えたからだ。「freesouls」という言葉は実はLawrence Lessigのアイデアだ。 2007年に台湾で開催されたWikimaniaにて、むちゃくちゃカッコいいアート系雑誌の創始者・編集長であるSophie Chiang、そして、ライターのChristopher Adamsと出会った。当時僕自身も出版で四苦八苦していて、クリエイティブ・コモンズののビジネスモデルを検討中だったため、Christopherにクリエイティブ・コモンズの写真集を作ったらどうかと提案した。 彼がその案を気に入ってくれたので少し検討を進めてみると、僕の写真を使って実演的