「5月17日に南海トラフ地震が来る」とのうわさがインターネット上で拡散し、高知県内では16日から17日にかけ、小中学生が校内で不安がったり、営業を自粛するホテルが出たりする騒ぎがあった。専門家は「全く根拠のない話。地震予知はできない」と一蹴。「災害にデマはつきもの。子どもの気持ちを鎮めるためにも、ちゃんとした説明と地震への備えが必要だ」と指摘する識者もいる。 インターネット掲示板への書き込みが発端。「2062年から来た未来人」と名乗る人物が「南海トラフについては備えるべきだ」と記し、他のユーザーが別の書き込みと総合して「5月17日に南海地震が来る」と解釈したようだ。書き込みはその後、無料通信アプリ「LINE」や口コミで高知県内の小中学生に広がった。 高知市内の小学校では「17日の14時40分に起こる」とうわさになり、ホームルームの時間中に「もうすぐやね」との言葉が飛び交い始めた。1分前
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