2011年10月9日のブックマーク (9件)

  • 書評・最新書評 : いつだって大変な時代 [著]堀井憲一郎 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    少し前の時代の空気を私たちは忘れている。「バブル」とみんなが呼ぶようになったのは、バブルが終わった1990年代以降。87年ごろの週刊誌の見出しは土地高騰に批判的で、88年になって金もうけ指南に転じる。3D映画は40年代から「決して新しいものではない」と言われていた。 「今は大変な時代」とよく言うけれど、いつだって、「今は大変」と人は考える。「この時代を生きる自分は特別だ」と思いたいからだ。著者は「当に大変な瞬間」を見抜くために「今は大変じゃないと考えてみる」という。果たして震災後の今は「当に大変な瞬間」じゃないのだろうか。このが10年後、どう読まれるだろう。

    書評・最新書評 : いつだって大変な時代 [著]堀井憲一郎 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "「今は大変な時代」とよく言うけれど、いつだって、「今は大変」と人は考える。「この時代を生きる自分は特別だ」と思いたいからだ"
  • 「Made by Hand―ポンコツDIYで自分を取り戻す」書評 自作で世界の仕組みを理解する|好書好日

    Made by Hand ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make:Japan Books) 著者:Mark Frauenfelder 出版社:オライリー・ジャパン ジャンル:暮らし・実用 Made by Hand―ポンコツDIYで自分を取り戻す [著]マーク・フラウエンフェルダー 最近のビジネス書を見ると、パソコンやインターネットの世界はマイクロソフト、アップルやグーグルなどの企業活動だけしかないかのようだ。でも実際にそれを支えたのは多くのアマチュアハッカーたちだ。かれらが自由闊達(かったつ)にプログラムを書き、付属機器を組み立て、ウェブページを作る中で、応用範囲が広がり、産業としても成立するようになった。 が、目新しさも薄れるにつれ、そうしたホビイストたちが目を向けつつあるのが、物作り工作の分野だ。シンプルなコンピューターをスイッチ代わりに使った各種の小物やロボットから、いまや料理

    「Made by Hand―ポンコツDIYで自分を取り戻す」書評 自作で世界の仕組みを理解する|好書好日
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "自作は、世界の仕組みを理解し、世界との関わりを深めるための手段でもあるのだ。失敗してもかまわない。いや、失敗しなくてはならない。そこにこそ、工夫と学習の余地があるのだから"
  • 「文明を変えた植物たち」書評 身近な物たちの偉大な「素顔」|好書好日

    文明を変えた植物たち コロンブスが遺した種子 (NHKブックス) 著者:酒井 伸雄 出版社:NHK出版 ジャンル:新書・選書・ブックレット 文明を変えた植物たち―コロンブスが遺した種子 [著]酒井伸雄 「文明を変えた植物たち」とあって、開けば、ジャガイモから、ゴム、チョコレート、トウガラシ、タバコ、トウモロコシの6章に解説の終章をプラスした編成になっている。どれもあまりに身に「馴染(なじ)んだ」地味なものなのだから、一瞬白けたような気持ちにもなった。が、読み進むうちに面白くなり、気がついた時は、ファストフード店でフライポテトを口に入れながら読みふけっていた。 和中洋にかかわらず、何系の料理にでもとけ込みそうな適応能力――適材適所ならぬ、全てが適所というほどに優れたジャガイモは、南米のアンデス高地の「出身」である。ヨーロッパに伝わったのはコロンブスの新大陸「発見」後だというが、いつ誰によって

    「文明を変えた植物たち」書評 身近な物たちの偉大な「素顔」|好書好日
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "日々何げなしに手で触れたり口にしたりしていた植物たち、その偉大なる「素顔」は本書のお陰で改めて気付かされた"
  • 「ホームレス歌人のいた冬」書評 寄る辺なき現代の断層を照射|好書好日

    ホームレス歌人のいた冬 [著]三山喬 (柔らかい時計)を持ちて炊き出しのカレーの列に二時間並ぶ (ホームレス)公田耕一 朝日新聞の歌壇欄にこの短歌が載ったのは2008年12月のこと。以降、公田の寄せる歌は選者によってしばしば選ばれ、またこれに呼応する読者側の作品も載った。前例のない事態が進行したが、9カ月後、ホームレス歌人はぷっつり音信を絶った。公田とは誰だったのか、実在の人物なのか……。 著者は選者や投稿読者を訪ね、「リサイクル文庫」「ひかり湯」など歌に残るキーワードを頼りに横浜・寿町の「ドヤ街」に分け入っていく。自身、ホームレスとして一夜を過ごす日もあった。読み進むうちに、自然と読み手も“公田探索”の列に加わってしまう。まずはミステリー作品を読んでいる味がある。 その影を踏む中で、公田の人物像は深まっていく。「ドヤ街」に寝泊まりしつつ、著者の視線は現代の「無縁社会」の底辺を見詰めていく

    「ホームレス歌人のいた冬」書評 寄る辺なき現代の断層を照射|好書好日
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "ホームレスという身になっても、あるいはだからこそというべきか、表現への希求が途絶えなかったからだ。貧困の問題はパンのみにあらず。何が「心折れた人々」のよすがとなりうるかという問いを常に内包している"
  • 「ウォール・ストリート・ジャーナル 陥落の内幕」書評 経営難で亀裂、メディア王降臨|好書好日

    ウォール・ストリート・ジャーナル陥落の内幕 なぜ世界屈指の高級紙はメディア王マードックに身売りしたのか 著者:サラ・エリソン 出版社:プレジデント社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 ウォール・ストリート・ジャーナル 陥落の内幕 [著]サラ・エリソン ウォールストリート・ジャーナルは、かつては人物の似顔絵が添えられる程度で写真もなく、じっくり読ませる長文の分析記事を特徴とする世界的な経済紙だった。一般紙をにぎわす事件や事故はごく短く紹介するだけだ。 ところが今は、カラー写真も鮮やかに、普通のニュースが1面を飾る。 書は、メディア王ルパート・マードック氏によって親会社であるダウ・ジョーンズ社が2007年に買収され、同紙が普通の新聞になっていく過程を、同紙の記者としてつぶさに取材した著者が退職後にまとめた。 同社は105年にわたり、「不干渉」の立場を貫いたオーナー一族によって守られてきた。し

    「ウォール・ストリート・ジャーナル 陥落の内幕」書評 経営難で亀裂、メディア王降臨|好書好日
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "本書は、メディア王ルパート・マードック氏によって親会社であるダウ・ジョーンズ社が2007年に買収され、同紙が普通の新聞になっていく過程を、同紙の記者としてつぶさに取材した著者が退職後にまとめた"
  • アマルティア・セン「アイデンティティと暴力」書評 「単一帰属」の幻想を打ち砕く|好書好日

    アイデンティティと暴力―運命は幻想である [著]アマルティア・セン グローバル経済の格差と貧困を温床とするテロと暴力の連鎖。この、それこそグローバルなテーマにどう向き合ったらいいのか。 書は、ノーベル経済学賞受賞のセンによる渾身(こんしん)の処方箋(しょほうせん)である。そのキーワードは、アイデンティティーだが、書が心打つのは、センが自らのアイデンティティーをめぐる「生体解剖」的な分析を通じて、アイデンティティーの複数性と「選択」の必要を説いていることにある。 この揺るぎない信念から、センは、暴力への誘因となる「単一帰属」のアイデンティティーの幻想を打ち砕こうとする。その一つが、狭隘(きょうあい)な利己的功利主義に基づく「合理的愚か者」の幻想だ。これは、一切の個別的なアイデンティティーを消し去り、人間をただ欲望機械のような利己心だけで動く「普遍的な」アイデンティティーに還元しようとする

    アマルティア・セン「アイデンティティと暴力」書評 「単一帰属」の幻想を打ち砕く|好書好日
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "センは、暴力への誘因となる「単一帰属」のアイデンティティーの幻想を打ち砕こうとする。その一つが、狭隘(きょうあい)な利己的功利主義に基づく「合理的愚か者」の幻想だ"
  • @nifty:デイリーポータルZ:9周年とくべつ企画・1日99回更新 : vol.72 鼻で音楽を聴くと海の家みたい

    鼻にイアホンをさして音楽を聴くと、海の家で聞いているみたいに遠くで音楽が鳴っているようで、懐かしい夏を思い出せます。(19:17)

    shioki
    shioki 2011/10/09
    "鼻にイアホンをさして音楽を聴くと、海の家で聞いているみたいに遠くで音楽が鳴っているようで、懐かしい夏を思い出せます"
  • これを待っていた。マインドマップ+GTD·MindOnTrack MOONGIFT

    MindOnTrackはマインドマップとタスク管理(GTD)が一つになったソフトウェア。 MindOnTrackはWindows/Linux用のフリーウェア(Mac OSX向けもリリース予定)。日々の業務やプライベートな予定など、うまく順番にやりくりするためにはTodo管理が欠かせない。そしてタスクというのは総じて自分の周囲を整理した時にも現れやすい。 タスク 単純に割り当てられているタスク以外にも、プロジェクトや業務に関して見直してみると新しいすべきことが見つかったりするのはよくあることだ。そこで考えをまとめつつタスクに落とし込めるソフトウェアとしてMindOnTrackを紹介しよう。 MindOnTrackはマインドマップとタスク管理が一緒になったソフトウェアだ。言わば作業を分類ごとにドリルダウンしながらまとめ、それに日付をつけてタスク化していくのだ。さらにGTDにも則っているので、プ

    shioki
    shioki 2011/10/09
    "MindOnTrackはマインドマップとタスク管理が一緒になったソフトウェアだ。言わば作業を分類ごとにドリルダウンしながらまとめ、それに日付をつけてタスク化していくのだ"
  • 玉置浩二の結婚の裏で…石原真理”プッツンブログ”で謎の右傾化 - メンズサイゾー

    元祖プッツン女優と呼ばれる石原真理(47)が、自身のブログ「ふわっとした瞬間」で政治や芸能界などに対する独自の主張を展開し、話題となっている。石原といえば、2009年に元カレだった玉置浩二(53)と婚約するも破局。昨年7月に玉置は青田典子(44)と入籍し、今年7月に豪華な結婚披露宴を開いた。 元カレのハデ婚の裏で、石原はブログの更新を続けていたが、最近は”右傾化”とも思える政治的な内容の記述が増えている。 「日海は地球が終わるまで日海。根拠のない主張には翻弄されずに、断固として歴史を持って反論し、境界線を守るべきです」「朝鮮学校・高校無償化というのは反対です。ここは日であり、であれば、日の日人の日高校全てを無償にするべきなのです」といった記述が並び、日海の名称問題や朝鮮学校無償化問題に独自の意見を述べている。 10月4日付のエントリでは、日向けに輸出される韓国産キムチの衛生

    玉置浩二の結婚の裏で…石原真理”プッツンブログ”で謎の右傾化 - メンズサイゾー
    shioki
    shioki 2011/10/09
    "われわれ一般人には理解しづらい文章も多々あるが、政治的な主張や芸能界の裏を暴く文章に対しては一部から高く評価"