タグ

*書評に関するshion214のブックマーク (4)

  • へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン

    突然ですが、問題です。 ・三菱グループの社員が飲むビールの銘柄は? ・帝国ホテルとホテルオークラの関係は? ・富士電機、富士通の「富士」の文字のいわれは? いずれも、日企業、特に財閥の歴史と密接に関連する質問だが、全問すらすら答えられる人はどれくらいいるだろうか。 書は、明治維新後から戦前にかけて成立した財閥の沿革を現在まで紐解き、企業と企業の意外なつながりや、創始者や中興の祖の隠れたエピソードを紹介する。事実の羅列が中心で、目を見張るような主張や発見が述べられるわけではないが、財閥企業で働く人はもちろん、就職希望の学生、取引のある営業マンは手にとってみてはどうだろう。 そもそも、「財閥」とはジャーナリズムが使い始めた言葉であり、手許の広辞苑にも「俗に、金持ちの意」とあるくらいだ。明治を過ぎたあたりから次第に、同一家族が経営母体となった巨大企業の連合体を指すようになり、現在は〈富豪の家

    へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン
  • 読者が漫画評論サイト…本の販売にも影響 : 連載 : 企画・連載 : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    読者が好きなマンガを自由に論じるインターネット上のサイトが注目されている。日記形式のブログなどを使ったネット批評の広がりは、単行の売り上げを左右するなど影響力を強めている。(佐藤憲一) 「マイナーなマンガを扱っても反響があり、やみつきになった。『マンガを語る』快楽を与えてくれたネットには感謝している」。そう語るのは、人気サイト「紙屋研究所」を開く紙屋高雪さんだ。 「福岡市在住の37歳の勤め人」の紙屋さんは5年前、趣味でマンガや時事問題を論じる「紙屋研究所」を開設。子育てを扱った宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(祥伝社)から共働き家庭の育児を考えるなど、社会的テーマと重ね合わせた評論を展開してきた。サイトへのアクセスは既に100万件に到達し、『オタクコミュニスト超絶マンガ評論』(築地書館)を出版するなど、書籍や雑誌にも進出した。 四国在住の50代の男性が開く「漫棚通信ブログ版」も、前身を含め5

  • 梅田望夫『ウェブ時代をゆく』を語る

    梅田望夫(うめだ・もちお)/1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学修士課程修了。97年にコンサルティング会社ミューズ・アソシエイツを設立。パシフィカファンド共同代表、はてな取締役も務める。著書に『シリコンバレー精神』『ウェブ進化論』など。ブログは My Life Between Silicon Valley and Japan ――インターネット世界の急激な変貌と、現実社会への影響を読み解いた前著『ウェブ進化論』は37万部のベストセラーになりました。新著はウェブの新しい現象を紹介するのではなく、その時代をどう生きるかについて描いています。なぜ『ウェブ進化論2』を書かれなかったのでしょうか。 『ウェブ進化論』を発表した後、多くの編集者から、「一つのカテゴリーを創造しましたね」と言われました。確かに、ウェブに関するテクノロジーを解説したは新書だけでも大量に出版

  • ウェブ時代をゆく : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    新たな維新への覚悟は インターネットが私たちの生活を変貌(へんぼう)させつつある。組織と個人の関係は根底から再検討を迫られている。そのような認識は、もはや多くの人によって共有されているだろう。 しかし、日におけるこれまでの議論は、ともすれば流行や新奇性に着目したものが多かった。とりわけ、社会の「保守流」の部分に関わるようなかたちでウェブが開く未来が論じられることは少なかった。 書は違う。梅田さんは、冒頭で福澤諭吉の『文明論之概略』にある有名な言葉「一身にして二生を経るが如(ごと)く」を引く。日という国の「保守流」のあり方を一変させた江戸から明治への時の流れ。それと同質の大変革の時代を私たちは生きているというのが、梅田さんの基認識である。 議論に迫力を与えているのが、著者自身の体験談。カリフォルニアに渡り、「高速道路」ではなく前人未踏の「けもの道」を行くと決めた梅田さんがどのよう

  • 1