Windowsで使用されるNTFSフォーマットのハードディスクにはMFT(マスターファイルテーブル)というデータが先頭部分に存在します。MFTは、本でいう目次のような情報となります。 ハードディスクをNTFS形式でフォーマットすると、先頭にはブートセクタが書き込まれ、その次の領域にMFT用の領域が作られます。通常、MFT用の領域としてハードディスク容量の数%の領域が確保されます。 ちなみに、NTFS以前に使用されていたFAT32形式だと、ファイル名や属性情報はディレクトリエントリに、データが書き込まれている部分の情報はFAT(ファイルアロケーションテーブル)に分割して情報が格納されています。 ファイルやフォルダの属性、名前のほか、ハードディスク内のデータ領域のどの場所に実際のデータが保存されているかの情報がMFTに保存されています。そのため、データをハードディスクに保存する際にはMFTとデ