米Amazonは9月9日(現地時間)、米国内の物流拠点で働く従業員75万人を対象に大学授業料を全額負担する取り組みを2022年1月に始めると発表した。25年までに総額12億ドル(約1300億円)を投資し、社員のスキル向上を図る。 社員向けプログラム「Career Choice」を通じて、同社が書籍代などを含む、米国内100校の授業料を前払いする形で全額負担。学士号や高校卒業資格、ESL(English as a Second Language:非英語圏出身者向けの英語教育)などの資格取得を支援する。申請対象者は入社3カ月以上の時間給で働く従業員。利用年数の制限はなく、同社に在籍する限り、資金面での支援を受けられる。 同社は併せて、6カ月間の研修を経た非IT出身の従業員を米Amazon Web Services(AWS)のデータセンターの技術者に採用する「AWS Grow Our Own T