紛れもない、小沢潰しの計画立案者。しかし、自ら手は下しませぬ(左) "神霊"に頼るも、もはや自分が怨霊になるしか・・・(右) 〔PHOTO〕gettyimages 菅首相は突貫する。小沢を"殺れば"自分の人気は再び上がる。心の底からそう信じている。じっと見守るのは策士・仙谷だ。猛獣同士の潰し合いを眺める眼鏡は、光って、その奥がよく見えない。 小沢の"崇り"に怯える菅 その人物が、「黄泉還りの地」とされるその場所を訪れたのは、自らがすでに、政治的には"死者"に近いことを察しているからなのかもしれない。 年明けの1月8日、民主党の小沢一郎元幹事長は、和歌山県の田辺市にある熊野本宮を訪れた。 「無心、無心」 記者団にはそれしか語らなかった小沢氏だが、宮司に対しては、「国の状況への憂いの中、少しでも国がよくなるようにお参りに来た」と話したという。 同氏が熊野を訪れるのは、昨年6月に幹事長を辞任した
日本の経済社会は多くの課題に直面している。地域もまた同じである。日本の地域は、短期的にも長期的にも超長期的にも多くの課題が重層的に積み重なっており、これらが相互に絡み合いながら全体として低迷している。その解決の道は自明ではなく、各方面で試行錯誤が続けられている状況である。 しかし、難しいからといって手をこまねいているわけにはいかない。全ての人々は日本のどこかの地域に住んでいるわけであり、地域が多くの課題を抱えているということは、そのまま日本の経済社会、人々の暮らしが多くの困難に直面していることを示しているからだ。 この連載コラムでは、私が所属する法政大学大学院政策創造研究科(通称「地域づくり大学院」)の仲間たちを中心に、「地域を元気にしなければ日本は元気にならない」という精神でこれからの地域づくりを考えていきたい。 日本の地域が直面する諸問題を時間軸で考えると 私は経済社会の諸問題を考える
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