2014年3月3日のブックマーク (5件)

  • 年間20万人が孤立死。家族難民があふれる日

    このままでは、2040年ごろには年に20万人が「孤立死」するようになる。この人を最近見掛けなくなったという話から、役所の人が亡くなっていないか訪ね歩く。今、孤立死は3万人とみられ、全体の125万人の死亡数と比べれば、100人に3人いるかどうか。それが、5人亡くなれば1人近くは引き取り手がないとなって、行政の仕事になる。 自治体はホームレスで亡くなった人の数を教えてくれないという。貧困地区を抱えている自治体にはそういった問題もある。根底に経済格差があるので、今後は農村部でも、70~80代の親と40~50代の息子との3人で住んでいる家庭が多いだけに増えてくるだろう。 ──引き取り手がいない? 今、平均寿命を迎える世代の未婚率はざっと3%。50歳時点での生涯未婚率は15%だから、この理由だけでも孤立死は5倍に膨らみかねない。しかも、この世代は離婚率も高まっていくし、子どものいない人も多い。今から

    年間20万人が孤立死。家族難民があふれる日
  • ビッグデータは物語と仮説を求めている

    マーケティングツールとしてのビッグデータの活用が今注目されている。それは顧客に関する大量のデータを分析すれば、きっと新しい知見が得られるだろうという期待が高まっているためだ。ただ、その一方で課題も多い。あまりもデータが膨大であるがゆえに、どこから手をつけていいのかわからないからだ。だが、私たちは今、ビッグデータを前にして立ち止まることはできない。ビッグデータは確実に未来を変えていくエンジンになりつつあるのだから。では、どう私たちはビッグデータと向き合えばいいのだろうか。 今回は編集工学の第一人者にして、文化、ビジネスに関するさまざまなプロジェクトにかかわり、“伝説のカリスマ編集者”といわれる松岡正剛氏に話を聞いた。 プロフィール 松岡正剛 編集工学研究所所長 1944年生まれ。早稲田大学文学部卒。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授などを経て、現職。イシス編集学校校長。日流次世代リーダー

    ビッグデータは物語と仮説を求めている
  • 『失望』大統領と『逆ギレ』総理、本当はお互いの顔さえ見たくなかった「オバマ来日」決定までの全内幕(週刊現代) @gendai_biz

    人間、ウマが合わない人とは、とことん合わないものだ。だが、日アメリカの最高権力者同士の話となると困ってしまう。締結後63年を経た日米同盟は、大統領来日前に最大のピンチを迎えた。 「オバマは冷たい男だなあ」 2月12日、米ホワイトハウスは、「オバマ大統領が4月に、日韓国、マレーシア、フィリピンの4ヵ国を訪問する」と発表した。 オバマ大統領の来日が決まった。4月22日から23日まで1泊2日の予定。安倍晋三首相とオバマ大統領のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡る最終交渉の場となる可能性もある。 だが、安倍首相とオバマ大統領の視線は、もはや修復不可能とも思えるほど乖離してしまっている。相互不信が重なり、まるで離婚寸前の仮面夫婦のような関係なのだ。 2月19日に、衛藤晟一首相補佐官がユーチューブに投稿した次の内容が問題視された。 〈むしろわれわれの方が(アメリカに)失望だ。(オバマ政

    『失望』大統領と『逆ギレ』総理、本当はお互いの顔さえ見たくなかった「オバマ来日」決定までの全内幕(週刊現代) @gendai_biz
  • ウクライナを救うために西側諸国にできること:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月1日号) ウクライナの混乱は、欧米がまだ善の力となり得ることを証明するチャンスだ。 人は徐々に、やがて突然に破産へと至る、とアーネスト・ヘミングウェイは書いている。独裁者が権力を失う時も同じ過程をたどることを、職を追われたウクライナの大統領、ビクトル・ヤヌコビッチ氏の運命が劇的に物語っている。 腐敗の甚だしい政権に対する一般国民のデモが勃発した昨年11月から、ヤヌコビッチ氏の権威は衰退していた。 そして、首都キエフで残虐にも多くの自国民に向けて発砲したのをきっかけに、かつては支持者だった大物実業家や軍幹部に見放され、ヤヌコビッチ氏の力は消え失せた。ヤヌコビッチ氏は逃亡し、2月24日に大量殺人の容疑で指名手配された。 ウクライナ国民は祝杯を挙げた――少なくとも、一部の国民は。その安堵は理解できる。ヤヌコビッチ氏が去ったことで、ウクライナはついに、ソビエト連邦

    ウクライナを救うために西側諸国にできること:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 医療サービスにおける情報をオープンにし、治療の「ベストプラクティス」を共有せよ!

    いとう もとしげ/1951年静岡県生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授。安倍政権の経済財政諮問会議議員。経済学博士。専門は国際経済学、ミクロ経済学。ビジネスの現場を歩き、生きた経済を理論的観点も踏まえて分析する「ウォーキング・エコノミスト」として知られる。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーターなどメディアでも活躍中。著書に最新刊『日経済を創造的に破壊せよ!』(ダイヤモンド社)等多数がある。 伊藤元重の新・日経済「創造的破壊」論 「アベノミクス」によって大きく動き始めた日経済。いまだ期待が先行するなか、真に実体経済を回復するためになすべき「創造」と「破壊」とは? 安倍政権の経済財政諮問会議議員を務める著者が、日経済の進むべき道を明快に説く! バックナンバー一覧 産業を変える情報技術という原動力 技術革新は経済や産業の姿を大きく変える原動力である。近年では、情報技術