3日朝、徳島市で盲導犬と歩いていた50歳の目の不自由な男性がトラックにひかれて死亡しました。盲導犬は男性と9年間生活し、近く引退する予定だったということで、この盲導犬も死んだということです。 この事故で、山橋さんは胸や腰を強く打っておよそ1時間後に死亡しました。山橋さんは自宅から勤め先に向かう途中だったということで、目が不自由なため盲導犬を連れていましたが、この盲導犬もトラックにひかれて死んだということです。 徳島県内で盲導犬の支援活動にあたっている公益財団法人「徳島の盲導犬を育てる会」によりますと、この盲導犬は「ヴァルデス」という名前のラブラドールレトリーバーの10歳の雄で、3日が誕生日でした。山橋さんと9年間生活し、高齢になったため今月11日に引退する予定だったということです。 警察はトラックを運転していた、徳島市内の38歳の男性から事情を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。