社会学者と聞くと、最新の社会事象に命名をしたり、テレビのコメンテーターなどで活躍したりするさまが思い浮かびがちだ。実際は、長年、特定のマイノリティーなどの「社会問題」の現場を調査・研究する人が多い。特にこの約1年、主に関西の大学院出身で30代~40代前半の(人文地理学、人類学含む)研究者が、続々と著書を出した。ほとんどが初の単著。ノンフィクションとして一般読者が興味深く読めるものも多い。京都大出身だが東京在住の石原俊・明治学院大教授(社会学)は「この間の『西の社会学者』たちによる研究成果は、非常に密度と強度がある」と強調している。 たとえば、日本最大の日雇い労働者の街とされてきた大阪市の釜ケ崎(あいりん地域)について。立て続けに3冊の研究書が出た。原口剛・神戸大准教授の『叫びの都市』(洛北出版)は、主に労働運動史を論じた。白波瀬達也・関西学院大准教授の『貧困と地域』(中公新書)は、この地域
FOODITは「外食の未来が生まれる場所を作ろう」というテーマでスタートし、今年で3回目。堀江貴文氏や飲食業界の有識者が集まり、飲食産業の未来について講演やトークセッションを繰り広げました。 堀江貴文氏というとIT系の実業家というイメージが強いかもしれませんが、飲食店キュレーションサービス「TERIYAKI」のプロデュースを手掛けたり、飲食業界とも関わりが深いです。堀江貴文は、飲食業が行きつく先のひとつの形は「スナック」と語りました。どういうことでしょうか? 外食には30年間イノベーションが起こっていない 開会の挨拶では、飲食店予約台帳サービス「トレタ」代表取締役である中村仁氏が、80年代半ば以降の飲食業界の歩みを「失われた30年間」とし、飲食産業にイノベーションが必要な理由を語りました。 中村仁氏:1970年代から1980年代半ばには、ファミリーレストラン ファストフード 大きな居酒屋な
特集「経営者を支える“財務のプロ”」: ビジネスを大きくして、会社を成長させていく。その実現に欠かせないのが財務戦略だ。本特集では、日本でも重要なポジションとして認識されつつある最高財務責任者(CFO)の役割や求められるスキルを明らかにする。また、事業拡大や新規上場を通じて成長している企業の取り組みを探っていく。 新規上場。それは企業にとって大きな目標の1つだ。実現するまでには、事業を健全に成長させていくことはもちろん、それをステークホルダー(利害関係者)に証明する必要がある。上場までの取り組みがその後のさらなる成長を左右するといってもいいだろう。その取り組みには財務をはじめ、コーポレート部門の働きが欠かせない。 「はてなブログ」などのインターネットサービスで知られるはてなは、2016年2月に東証マザーズに上場した。同時期に上場した企業が他になかったことに加え、インターネット業界で知名度が
サカナクションが9月30日、10月1日に千葉・幕張メッセ国際展示場ホール9~11でワンマンライブ「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」を開催。このライブの模様を収録した番組がNHKで制作されることが決定した。 「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」はサカナクションのデビュー10周年記念ツアーの追加公演として東阪2都市で開催されるもの。バンドはドルビー協力のもと、2013年の幕張メッセおよび大阪城ホール公演以来となる6.1chサラウンドシステムを導入したライブパフォーマンスを行う。 NHKでは「この最高水準の音楽体験を最先端のデジタルメディア技術によって収録する」というコンセプトのもと、8K映像
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