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ブックマーク / kogolab.wordpress.com (7)

  • 大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門(下)

    インストラクショナルデザインの基前提 前回の記事では、インストラクショナルデザイン(以下ID)が、コース全体の設計をして、運営するための枠組みであることを説明した。今回は、IDの枠組みについてより具体的に説明していきたい。 まず、IDの基前提として受け入れることは「学習は多くの変数に左右される」ということである。「教える・学ぶ」という行為が行われたときに、その成果は、教えた人の技術なのか、それとも学習者自身の努力なのか、あるいは授業を取り巻く制度やインセンティブなのか、一概には決められない。つまり、そこで起こっていることは、ひとつのシステムとしてみるべきである。 授業を、たくさんの変数を含んだひとつのシステムとして見るということは、いくつかの変数を変えただけでは全体が変わらないという頑健な性質がある一方で、特定の変数を変えるとシステム全体が一気に変わる可能性があるという性質も同時に持っ

    大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門(下)
    shiraber
    shiraber 2014/03/05
    “IDでは、その教え方が良いものであるかどうかは、学習者がどれだけ学んだかという成果によってのみ測るという原則を採用する。これを「学習者検証の原則」と呼ぶ。”
  • 大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門(上)

    インストラクショナルデザインとはなにか 2013年10月11日(金)に「大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門」というセミナーを実施した。早稲田総研インターナショナルから、このセミナーの趣旨を聞いて、すぐに私はこの企画に賛同した。というのも、インストラクショナルデザインの知見を最も必要としている職種のひとつが大学職員だと日頃思っていたからだ。 このセミナーは、2時間半という長さだったので、その中にインストラクショナルデザイン(以下IDと呼ぶ)のエッセンスを詰め込むのは、挑戦的な課題だった。この時間では、長々とレクチャーをすればそれだけで終わってしまう。しかし、それでは効果は薄いだろう。IDとは、教えることをどのようにして効果的にするかということを追求する。IDを扱ったこのセミナーそのものが、効果的なものでなければ何の説得力もない。 そこで、このセミナーでは「マイクロフォーマット」

    大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門(上)
    shiraber
    shiraber 2014/03/04
    “IDは、教育学ではない。教育学では、教育のいまある姿をとらえ、あるべき姿を考えることを目標とする。それに対して、IDは、どのような教育活動をすれば効果的・効率的なものになるかを実証的に検討する研究領域で
  • 「デジタルペーパーの教育における可能性」について講演しました

    ソニービジネスソリューション「教育ソリューションフォーラム2013~大学におけるデジタルペーパーの効用とその期待について~」が11月15日(金)(大阪、立命館大学)で開かれました。そこで「デジタルペーパーの教育における可… 続きを読む 「デジタルペーパーの教育における可能性」について講演しました

    「デジタルペーパーの教育における可能性」について講演しました
    shiraber
    shiraber 2013/11/21
    “「デジタルペーパーの教育における可能性」について講演しました”
  • 研究がスタートしたら1冊の専用ノートを用意する

    実験ノートには何を記録するのか? http://takahikonojima.hatenablog.jp/entry/2013/06/01/120000 これは良い記事! 化学のラボノートの書き方が具体的に書いてあります。教育工学系・心理学系のラボノートも基は同じですので、参考になります。 研究がスタートしたら、1冊の専用ノートを用意して、自分の研究のすべてをそこにまとめておくようにするといいでしょう。そこには、 研究のネタ、思いつき 先行研究のまとめ 実験・調査の方法 データ分析から思いついたこと など、すべての気がついたことを、時系列順に書いておくことが重要です。こうしたアイデアは、すぐに忘れてしまうものなのです。 ノートに貼り付けるには枚数の多い、実際の質問票やデータ分析の出力結果などは、資料番号を時系列順につけて、別に2穴バインダーにまとめておきます。ノートからは資料番号で参照す

    研究がスタートしたら1冊の専用ノートを用意する
    shiraber
    shiraber 2013/06/08
  • 向後ゼミワールドカフェ

    「向後ゼミワールドカフェ」とは、春学期の終わりに開催される研究発表会です。向後ゼミに所属している大学院生、学部生、eスクール生の全員がポスター形式で、自分の研究を発表するというイベントです。完全公開ですので、どなたでもゲストとして見に来ることができます。 以下は、2008年に始まった、これまでの向後ゼミワールドカフェの記録です。 向後ゼミワールドカフェ2008 毎学期末には、ゼミ生に研究発表をしてもらっています。これまでは、スライドを使ったプレゼン形式での発表でしたが、ゼミ生の人数が多いため、発表時間が短くなるのが悩みでした。 今年は、初めてワールドカフェ(参照→http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/)形式での開催を試みました。ワールドカフェの精神は、カフェのような自由な雰囲気のなかで音を語り合うということです。 ホストである発表者は、長机を

    向後ゼミワールドカフェ
    shiraber
    shiraber 2012/07/24
  • 第3回インストラクショナルデザイン研究会を開きました

    今回は、ジョン・ケラー先生の『学習意欲をデザインする』(http://www.amazon.co.jp/dp/4762827215/?tag=chiharunosite-22)を読んで、おもしろいところを各自取り上げて話をするという形式でした。私を含めて7人の参加者でした。 まとめビデオをご覧ください。9分です。

    第3回インストラクショナルデザイン研究会を開きました
    shiraber
    shiraber 2012/06/18
    またいけなかったー
  • 卒論の構成

    卒業論文のスタンダードな構成は以下の通りです。 表紙 以下の項目をセンタリングで書く。 200x年度卒業論文(14pt) タイトル(24pt) (縦方向に間を開けて) 学生番号(14pt) 名前(14pt) (指導教員)誰々(14pt) 早稲田大学人間科学部 もくじ 章レベル(1. 問題、2. 方法 など)だけで良い。節レベル(1.1 背景、1.2 研究史 など)まで含めても良い。 文の後の付録にもページをふり、もくじに入れる。 なお、ページ番号は、文からふる。それまでは、表紙の次のページから、i, ii, iii, iv, v, vi…などのようにふる。 1. 序論 1.1 背景 読者はまだあなたの研究についての予備知識を持っていないわけですから、自分の研究について述べる前に、まず自分の研究に関連したことで、現実社会において問題になっていることから話を始めます。 背景で述べた一般的な

    卒論の構成
    shiraber
    shiraber 2012/03/30
    ここまで丁寧だとすごいな
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