つじい・たかし=つつみ・せいじ 1927年東京生まれ。詩人・作家。 東京大学経済学部卒業。経済学博士(堤清二名義で1996年中央大学で学位取得)。西武流通グループ代表、セゾングループ代表などを歴任。現在、セゾン文化財団およびセゾン現代美術館理事長。また、日本芸術院会員、日本中国文化交流協会会長などを兼任。自身の創作活動の他に、セゾン文化財団およびセゾン現代美術館の理事長・堤清二として、舞台芸術と美術などを支援し続けている。著書に、詩集『異邦人』書肆ユリイカ、1961、『群青、わが黙示』思潮社、1992、小説『いつもと同じ春』河出書房新社、1983、『虹の岬』中央公論社、1994、『沈める城』文藝春秋、1998、『茜色の空』文藝春秋、2010、『叙情と闘争』中央公論新社、2009、他多数 私は市場経済というのは、 いくつかの前提を満たせば大変優れたシステムだと思います。 しかし市場経済が即、