スコットランド女王メアリーが使用した暗号の一部。ジョージ・ラスリー氏、ノルベルト・ビエルマン氏、友清理士氏公開(2023年2月7日入手)。(c)AFP PHOTO/LASRY/BIERMANN/TOMOKIYO 【2月10日 AFP】国際的な暗号解読チームが今週、英国史上最も論争の的となってきた人物の一人、スコットランド女王メアリー(Mary, Queen of Scots、メアリー・スチュアート、Mary Stuart)による書簡を発見し、暗号を読み解いたと専門誌「クリプトロジア(Cryptologia)」で発表した。 メアリーが暗号で書いた書簡が存在することは長年、うわさされていた。今回発見された書簡は、フランス国立図書館(BNF)のデジタルアーカイブで誤って分類されていた。57通に及ぶ書簡には約5万語の未知の単語が含まれていた。 カトリック教徒のメアリーは、プロテスタントのいとこであ