『小悪魔はなぜモテる?!』こと『Easy A』をレンタルDVDにて鑑賞。 初めて『JUNO』という作品を観たとき、アメリカ映画の懐の深さみたいなものに驚いた。高校生の女の子が妊娠してしまったという話なのだが、底抜けに明るいトーンで描かれていたからである。 良い悪いは別にして、もしおなじ題材を日本であつかうと『14歳の母』や『桜からの手紙』のような辛気くさい話になってしまうのは明白だ*1。実の親からは応援されるどころか「なんてことだ!」と怒号が飛び、それに反発して「ワタシ産む!ひとりで育ててみせる!」なんて言おうもんならビンタを喰らったあとに即「出てけ!」と勘当。公園のブランコかなんかで自分の主張を端から理解してくれるひとは誰ひとりいないなんて悩みながらも後日、保険の先生か優しい女医的な理解者があらわれ、その先生の言葉や説得によって母親がまず理解をしめし、そこから父親も理解しはじめ……という
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