Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド 11g リリース2 (11.2.0.4) B66456-02
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複数のテーブルを結合するSQLを実行すると、ORACLEはネステッドループ、ハッシュ、マージの3種類のいずれかの結合方法を選択した実行計画を立てます。 本ページではネステッドループ結合の特徴やパフォーマンスについて記載します。 ネステッドループ結合の特徴 ネステッドループ結合は最初にアクセスする表(外部表、駆動表とも呼ばれる)をフェッチし、そのフェッチしたデータと結合可能なデータを内部表から検索する処理をループして結合します。 以下のような特徴があります。 RBO、CBO共に選択可能 統計情報取得やダイナミックサンプリング等をせずとも選択可能です。(統計情報を取得しなくても良いというわけではありません。あくまで選択可能というだけです) 等価結合だけでなく非等価、範囲条件の結合も可能 以下のいずれもネステッドループ結合が選択可能です。 select * from tab1 a,tab2 b
複数のテーブルを結合するSQLを実行すると、ORACLEはネステッドループ、ハッシュ、マージの3種類のいずれかの結合方法を選択して実行計画を立てます。 本ページではハッシュ結合の特徴やパフォーマンスについて記載します。 関連:ハッシュ結合をヒント句で制御する方法 ハッシュ結合の特徴 ハッシュ結合は以下のような順序で結合を行います。 ①オプティマイザが小さいと見積もった表(以下、小規模表)の結合対象となる行を全件読み込み、結合キーをハッシュ関数にかけた結果をハッシュ表と呼ばれるメモリ(UGA)上の領域に格納する ②もう片方の表(以下、大規模表)に対して結合対象となる行を読み込み、結合キーをハッシュ関数にかけて①で作成したハッシュ表に結合可能なデータがあるか確認していく ハッシュ結合には以下のような特徴があります。 ・CBOのみ選択可能 ハッシュ結合はCBOのみ選択可能な結合方法でRBOで実行
開発者:ODP.NET カーソル・イン、カーソル・アウト Mark A. Williams著 ODP.NETとOracle Database 10g Release 2を使用して、参照カーソルをPL/SQLに送信する簡単な方法 参照カーソルは、サーバー・メモリーに常駐する結果セットに対する参照です。 参照カーソルが開いている場合、当初はクライアントにデータは返されません。 代わりに、データが常駐するアドレスがクライアントに渡され、そのクライアントは参照カーソルで表されるデータの処理方法およびタイミングを選択できます。 ODP.NETの以前のリリースでは、参照カーソルからのデータの取得はできましたが、参照カーソルを入力パラメータとしてPL/SQLストアド・プロシージャまたはファンクションに渡すことはできませんでした。 しかし、ODP.NET 10g Release 2では、参照カーソルをOr
ディクショナリ管理とローカル管理で意味合いが異なるもの、そもそもローカル管理では使われない・無視されるものがありわかりにくい。マニュアル(SQLリファレンス)の記載も今一煮え切らない。ということで検証してみる。 STORAGE句で指定するエクステント関連の設定項目 INITIAL NEXT MINEXTENTS MAXEXTENS (ローカル管理では無視される。エクステント数は事実上無制限) MAXSIZE PCTINCREASE 今回得た設計上の指針 (ローカル管理が大前提) STORAGE句で指定するエクステント関連の設定項目で検討価値があるのは2つ INITIAL MAXSIZE MAXSIZE MAXSIZEはそのままの意味。テーブルにサイズ上限を設定したければ設定する。明らかに拡張しないマスタテーブルなどに用途があるかもしれないが、あえて制約をしたいという判断があるかは疑問。頭の
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