はじめに RSpec 3が正式リリースされて2ヶ月ほど経過しました。(正式リリースは2014年6月) ネットの情報を見ていると、これまでは「既存のテストケースをRSpec 3にアップグレードさせる方法」や「RSpec 3で削除されたり、記法が変わったりした点」など、「守りの姿勢」に入った情報が多かったように思います。(僕自身もそういう情報をたくさんアップしていました) しかし、RSpec 3では以前のバージョンでは使えなかった新しい機能も数多く導入されています。 そこで本記事では「攻めの姿勢」で「RSpec 3から導入された新機能」をまとめてみました。 なお、ここでフォーカスするのはテストコードの書き方にダイレクトに関わってくるマッチャの新機能です。 2015.01.12:RSpec 3.1に関する情報を追記しました RSpec 3.1に関する情報も追記しました。 もともと紹介していた新機
rubocopはRubyの静的コード解析ツールです。このコード解析を通すことによって、一定のRubyの書き方に統一することができます。また、不要な変数やメソッド名が長すぎるなど、一般的にRubyとして読みやすいコードにするための警告もされます。 こういった警告はRuby coding style and best practicesとしてRuby coding style guideにまとめられおり、Rubyを書くのであれば基本的にはRuby coding style guideを一読しておくことをおすすめします。英語が苦手であれば、翻訳された日本語版も存在します。 なぜ静的コード解析をするのか?静的コード解析し一定の読みやすいコードに統一することによって、人間が誤読する確率を下げることにより、バグなどの混入させる確率を下げる効果があります。また昨今ではGitHubでコードレビューをするよ
並列に実行して最初に返ってきた結果を得るやつ - hitode909の日記 Ruby において Thread の終了を待つための方法について。 id:hitode909 さんの上記ブログ記事を読んで、「そういや複数スレッドに対する join 処理をするための簡単な方法って何かありそうなもんだけど知らないなー」 と思って調べてみました。 単体の Thread オブジェクトに対しては Thread#join メソッド を使うわけですが、複数 Thread オブジェクトに対してどれかひとつが終了するのを待つとか、全部が終了するのを待つとかしたい場合には、標準添付ライブラリの ThreadsWait が使えるみたいです。 このクラスのドキュメントは以下 *1。 class ThreadsWait (日本語) Class: ThreadsWait (Ruby 1.9.3) (英語) 私も全然知らなか
はじめに 効率とは賢く怠けることである (作者不詳) 無精:エネルギーの総支出を減らすために、 多大な努力をするように、 あなたをかりたてる性質。 (Larry Wall) 優れたプログラマが持つハッカー気質のひとつに「無精」があります。大好きなコンピュータの前から一時も離れずにどうやってジャンクフードを手に入れるか――普通の人からするとただの横着に見えるかもしれませんが、ハッカー達にとってそれはいつでも大きな問題でした。たとえば、ハッカーの巣窟として有名なMITのAIラボにはかつて、UNIXのコマンド一発でピザをFAX注文するxpizzaコマンドが存在しました[1]。また、RFC 2325として公開されているコーヒーポットプロトコルでは、遠隔地にあるコーヒーポットのコーヒーの量を監視したり、コーヒーを自動的に淹れたりするための半分冗談のインターフェースを定義しています。 こうした「ソフ
$Id: index.html,v 1.6 2004/07/20 23:08:12 aamine Exp $ この文書は書籍『Rubyソースコード完全解説』のHTML版です。 ただし初校段階の原稿をベースにしているため、 書籍では修正されている間違いが残っている場合があります。 予め御了承ください。 2004-02-16 に全章を公開しました。 目次 まえがき 序章 第 1 部「オブジェクト」 第 1 章「Ruby言語ミニマム」 第 2 章「オブジェクト」 第 3 章「名前と名前表」 第 4 章「クラス」 第 5 章「ガーベージコレクション」 第 6 章「変数と定数」 第 7 章「セキュリティ」 第 2 部「構文解析」 第 8 章「Ruby言語の詳細」 第 9 章「速習yacc」 第 10 章「パーサ」 第 11 章「状態付きスキャナ」 第 12 章「構文木の構築」 第 3 部「評価」 第
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@IT編集部 2009/3/11 Ruby 1.8系統と大きく変わったRuby 1.9系統。Windows環境にRuby 1.9.1をインストールしてみよう(編集部) オブジェクト指向プログラミングができるスクリプト言語として人気があるRuby。2009年1月31日に1.9系統初の安定版となるRuby1.9.1がリリースされました。 Ruby 1.9系統は、Ruby 1.8系統と一部において互換性を持ちませんが、言語処理系に仮想マシン「YARV(Yet Another Ruby VM)」を採用し、実行処理の高速化や最適化が図られています。 今回は、Windows環境にRuby 1.9.1をインストールしてみましょう。なお、本稿の環境は、Windows XP ProfessionalにService Pack 3を適用したものとなっています。
はじめに MicrosoftのIronRubyプロジェクトは、強力で楽しい動的言語をWindowsプラットフォームにもたらします。Rubyプログラミング言語は、現代的なオブジェクト指向のスクリプト言語であり、PerlやSmalltalkなどの言語からヒントを得た構文を備えています。この言語を考案したのは、まつもとゆきひろ氏("Matz")です。まつもと氏は、「Perlよりも強力で、Pythonよりもオブジェクト指向の強い」言語が欲しかったと述べています(詳細は、まつもとゆきひろ氏のインタビュー記事を参照)。Rubyは自然な感じがするように設計されています。まつもと氏はこれを「驚き最小の原則(principle of least surprise)」と呼んでいます。Rubyのバージョン1.0は1996年にリリースされました。 数年間、Rubyは当初の設計目的だった処理(最小限の労力でデータと
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