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  • 異質な存在だからこそ役に立つ─『植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命』 - 基本読書

    植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命 作者: ステファノ・マンクーゾ,久保耕司出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2018/03/24メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る書名をみたとき「ひょっとして水にありがとうと話しかけると……」的なアレじゃないよな……と一瞬疑ってしまったがよくみたら著者は『植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システム』のステファノ・マンクーゾで、中身は真っ当な、植物が持つ脅威的な能力の解説と先端テクノロジーへの植物の用い方の紹介であった。ページ内はほとんどがカラー写真で植物を描き出しており、贅沢な作り。 植物は、十億年前から四億年まえまでの期間に、動物とは正反対の決定をくだした。動物が、必要な栄養物を見つけるために移動することを選択したいっぽうで、植物は動かないことを選び、生存に必要なエネルギーを

    異質な存在だからこそ役に立つ─『植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命』 - 基本読書
    shirokichi_216
    shirokichi_216 2018/04/03
    植物が視覚を持っているかもしれないというのは驚きである、こうして考えると人間はその在り方として動物的な存在から植物的になっていくべきなのかね
  • 最高の青春時間SFゲーム──『ライフ イズ ストレンジ』 - 基本読書

    ライフ イズ ストレンジ - PS4 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2016/03/03メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (16件) を見る作の発売日は海外版は2015年、日版は2016年で最新作というわけではないんだけれども、非常に完成度の高いゲームなのであらためて記事を書いておきたくなった(別媒体で近々レビューを書く機会があるのでプレイし直していたのもあって)。 全体の雑感 舞台となるのはアメリカの架空の田舎町であるアルカディア・ベイ。 そこの学校に通うため、5年ぶりに戻ってきた女子高生であるマックスが、突如として時間を巻き戻すことのできる能力を発現することから物語は始まり、プレイヤーは何度も選択を選び、ダメだったら巻き戻して、よりよい未来を選択できるように人を、街を変えていく──という、シンプルなシステムである。ノベルゲーマーたちは選択肢

    最高の青春時間SFゲーム──『ライフ イズ ストレンジ』 - 基本読書
    shirokichi_216
    shirokichi_216 2018/03/24
    竜巻という単語に意識が引っ張られただけかもしれないが、文章を読んでいる限りではまどマギのようにも思えたなど
  • 人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書

    ランス10 出版社/メーカー: アリスソフト発売日: 2018/02/23メディア: DVD-ROMこの商品を含むブログ (1件) を見る発売されてから120時間以上プレイし続けてようやくクリアした……というか、”クリアしてしまった”。できることならば永遠に終わらないでほしかった。無限にこの世界で遊んでいたかった。しかし終わるからこそ、そんな気持ちも湧いてくる。 29年間最前線を突き抜けてきたゲーム・シリーズ ランスシリーズの完結作『ランス10』とそのシリーズは、まさにそんな気持ちを抱かせてくれた理想のシリーズ作品だ。平成の元年にはじまって、約30年間にわたって紡がれ続けてきたこの作品は、その年月の中で幾度も形を変えながらもその魂は失われず、”ランスシリーズのおもしろさ”を開拓し続けてきた。『ランス10』はその完結作にふさわしい、超ド級の傑作だ。エンディングをいったん観た今、これほどの楽し

    人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書
    shirokichi_216
    shirokichi_216 2018/03/07
    ランスは名前やブランド名ぐらいしか知らなかったので今回はそんなことになっていたのかと驚いたなど、それだけのキャラ数でバランス調整をこなすのは流石としか言いようがない
  • 「私」とはいったい何なのか──『私はすでに死んでいるーーゆがんだ〈自己〉を生みだす脳』 - 基本読書

    私はすでに死んでいる――ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳アニル・アナンサスワーミー 紀伊國屋書店 2018-02-15 Amazonで探す何歳になっても自分探しの旅といって国外に行く例はよくあるが、その場合の「自分」とは、「何がやりたいのか」とか「まだみぬ自分の一側面」とか、そういったものであることがほとんどであろう。書では、それよりもっと質的なもの、「私」という感覚がどこからやってくるのか、脳のどこが損傷した時に、「私はすでに死んでいる」という矛盾した知覚に行き着いてしまうのか──を問いかけてゆく。 「私はすでに死んでいる」なんて言い出すのは北斗の拳世界の人ぐらいだろうと思いきや、コタール症候群と呼ばれる症状を呈した患者らは「私の脳は死んでいるんです。精神は生きてますが、脳はもう生きてないんですよ」と強烈に訴えかけ、自分が死んでいるとする妄想を披露する。果たしてどんな脳機能障害が、そのよ

    「私」とはいったい何なのか──『私はすでに死んでいるーーゆがんだ〈自己〉を生みだす脳』 - 基本読書
    shirokichi_216
    shirokichi_216 2018/02/26
    恐らく研究が進むにつれて「治療」のレベルも発展していくんだろうが、それが個人の精神的自由を著しく損なうことを是とする啓蒙主義的思想になりはしないかと疑わざるを得ない
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