イスラエルの占領下にあるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で活動するイスラエル兵(2024年8月29日撮影、資料写真)。(c)Jaafar ASHTIYEH / AFP 【9月11日 AFP】国連(UN)は10日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でポリオワクチンの接種のための要員を乗せた車列が9日にイスラエル軍の検問所で銃口を向けられて足止めされたと明らかにした。同軍は発砲し、ブルドーザーで車列に突進したという。 国連のステファン・ドゥジャリク(Stephane Dujarric)事務総長報道官は、「ガザで人道支援要員が(イスラエル軍に)受けた危険・妨害行為の最新事例」だと指摘。 12人の職員を乗せた国連の車列は、ガザ北部でポリオワクチンの接種を行うために移動中で、「この件はイスラエル軍と調整済みで、詳細はすべて事前に伝えていた」という。 しかし、車列が検問所に到着すると、イス