中国のことし1月から先月までの主要な経済統計が発表され、消費の動向を示す小売業の売上高が前の年の同じ時期と比べて20%を超える落ち込みとなるなど、消費、工業生産、固定資産投資のいずれもマイナスになりました。これらの統計がマイナスになるのは、国家統計局がホームページでデータを公表している1990年代以降初めてで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が中国経済に大きな打撃を与えている実態が裏付けられました。 それによりますと、消費の動向を示す小売業の売上高が前の年の同じ時期と比べて20.5%減少しました。新車の販売台数が前の年を40%余り下回るなど、食品と医薬品を除くすべての品目で売り上げが減少しました。 一方、消費者が外出を控えたことで、ネット通販の売上高は前の年より3%増えました。 また、工業生産は13.5%の減少となりました。 マスクや医薬品などの大幅な増産はあったものの、主な業種はすべて
![中国 主要経済統計 初のマイナス 新型ウイルスが大打撃 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/add9870188d388b5305e14a6acf914664f41c5fd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20200316%2FK10012333471_2003161112_2003161142_01_02.jpg)