HTMLのa要素はハイパーリンクを表す要素であり、リンク先のURLをhref属性に指定します。しかし、a要素の役割はそれだけではありません。HTML標準によれば、a要素は「リンクとなりうる箇所のプレースホルダー」として使うこともできます。この場合はhref属性を指定しません。 リンクとなりうる箇所の例として、ナビゲーションやタブUI、パンくずリストなどでの「現在の項目」があります。 <nav> <ul> <li><a href="/">ホーム</a></li> <li><a>最新記事</a></li> <li><a href="/archives">アーカイブ</a></li> <li><a href="/settings">設定</a></li> </ul> </nav> ReactなどJSXでa要素を生成する場合、href属性を指定しないためにはhrefプロパティにundefinedを