徐庶(じょしょ)は、投獄されたという母からの書状を本物と信じ込み、劉備(りゅうび)のもとを離れて許都(きょと)へ向かう。 劉備らとの別れ際、徐庶は襄陽(じょうよう)郊外の隆中(りゅうちゅう)に住む、臥竜先生(がりょうせんせい)こと諸葛亮(しょかつりょう)の話をする。 第32話の展開とポイント (01)許都 曹操(そうそう)が曹仁(そうじん)を主将、李典(りてん)を副将とし、5万の精鋭をひきいて樊城(はんじょう)へ向かうよう命ずる。 曹操は、ふたりに荊州(けいしゅう)各郡を見張らせたうえ、後の命令を待たせて新野(しんや)を攻略するつもりだった。 (02)樊城 曹仁と李典が軍勢をひきいて到着。曹仁は李典の諫言を聞き入れず、曹操の命令を待つことなく即座に軍勢を動かし、新野へ攻め寄せる。やむなく李典も従う。 (03)新野 曹仁が軍勢をひきいて到着し、八門金鎖(はちもんきんさ)の陣を布(し)く。 徐
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