心房細動は心臓のリズムが乱れた状態で、致命的な脳梗塞を引き起こす不整脈の一つとされている。 Apple Watchは2021年1月の「心電図(ECG)アプリ」の日本での対応開始から、心房細動の通知に対応。以降、通知をきっかけに循環器内科などの医師に診断を仰ぎ、症状が判明しているケースも出てきている。 今回の「心房細動履歴」機能は、従来は通知に留めていたものを、振り返ることのできる機能だ。 対応するApple Watchユーザーは、「ヘルスケア」アプリで必要なガイダンスを経た後、心房細動履歴の機能を有効化すると、心房細動の兆候があった時間の推定値が表示される。 また、ヘルスケアアプリでは心房細動に影響を与える可能性があるとされる生活習慣の履歴、すなわち体重の変化や運動量、飲酒量、マインドフル時間(瞑想や心を落ち着かせた時間)、睡眠時間のデータも振り返ることができる。 こうした心房細動履歴や生