先週末、カラスの鳴き声でやたらと外が騒がしかった。 民家の先に数枚の稲田と農業用の用水路があって、数種類の野鳥が やって来る。 猛禽類のトンビがハシボソガラスを追ったり、大きなアオサギが小魚をくわえて 人家の屋根にとまっているのは珍しい事ではない。 けれどこの日は「かぁーかぁー」「かぁーかぁー」「かぁーかぁー」と とんでもない数のハシブトガラスが交互に空に舞い屋根にとまり、 大声をあげていたのだ。時々トンビの鳴き声も聞こえる。 多勢に無勢。人間の専売特許ではなさそう。 40分もその大きな鳴き声が続いただろうか。 再び外を見るとハラハラと雪が舞い始めた。 その雪に交じって茶色や白の羽毛が舞っていた。 「終わったんだ。」 何があったのか直接見たわけじゃないけれど、終わったと思った。 小さな生き物にその生きざまを見せつけられると、自分の脆さが際立つ。 自然界にいたら一番に淘汰されるだろうな。 朝
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