SSD (Solid State Drive/ソリッドステートドライブ) は、簡単に言うと、ハードディスク (HDD) の代わりになる記憶装置です。 HDDの中身は、データを記録する部分であるプラッタと読み書きを行なうヘッドの組合せで構成されていますが、SSDではフラッシュメモリが使用されていて物理的な動作をする部分がありません。 PCと接続するインターフェイス部分は通常のHDDと同じくシリアルATAが採用されています。最近ではインテルの提唱する小型PCフォームファクター「NUC」(Next Unit of Computing)などの小型パソコンやノートパソコンに使用される mSATA製品や、サーバー向け用途の高性能 PCI Express接続の製品も普及してきています。 フラッシュメモリ自体の読み書きにおけるデータ転送速度は一部を除きHDDよりも遅いのですが、SSDでは多並列動作を行なう