この記事はBacklog Advent Calendar 2018向けに書いた、いちスクリーン・リーダーユーザーのBacklogに対する考え方の変化を紹介するだらだらと長い文章です。 技術的なお話は出てこないのでさらっと読んでいただける反面、物足りないと感じる方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、どうぞご容赦ください。 はじめに 初めて僕の記事を読む方もおられるかもしれないので少し自己紹介をしますと、僕は生まれたころから目が全く見えない全盲の男で、ここ13年くらいは新宿でアクセシビリティ・エンジニアとして仕事をしています。 アクセシビリティ・エンジニアがどんな仕事をしているのかはまたどこか別の機会に書こうと思いますが、僕が働いているオフィスではBacklogを様々なプロジェクトのタスク管理に使用しています。 今回お話しするスクリーン・リーダーとは、コンピューターの画面を、合成音声や点字