「ソフトウェアに本気で取り組むのなら、自分でハードウェアを作るべきだ」 アラン・ケイのこの言葉は、現在エコシステムを構築しているGAFAと呼ばれるITの主力企業たち全てに当てはまる。ネット検索企業のGoogleはAndroidを作り、スティーブ・ジョブズはこの言葉を何度も引用してAppleのDNAに組み込んでいるし、FacebookはOculus Riftを手に入れ、AmazonはKindleを作り、そしてEchoで大成功を収めている。 メッセージング企業としてスタートしたLINEはAI技術Clovaを背景に、Echoに代表されるスマートスピーカーとして国内初の「WAVE」を投入。7月14日に製品版より5000円安い1万円で先行体験版の予約販売を開始。「自分でハードを作る」真剣さを見せた。 ぼくもそうなのだが、周囲の目利きの人たちがこぞってWAVEを予約している。最初の半年は成功していると
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