美しい将棋、三間飛車 @sancya_aiさんのつぶやき「番勝負は恋愛」(by 深浦康市)で、2003年当時の深浦康市八段(当時)のインタビュー記事を知った。 その中で、深浦現王位は三間飛車への興味について語っている。 振り飛車の中では三間飛車に興味があります。このごろ「美しい将棋」を指していないなと思って、三間飛車を選んでみました。三間飛車では、5七銀から4六銀と上がる形が美しいなと思います。四間飛車は定跡化が進みすぎているし、結局は居飛車のような戦い方になるので、あまり食指が動きません。 深浦王位が挙げている、三間飛車を好む理由、そして四間飛車を好まない理由は、私の考えにも同様に当てはまる。 「5七銀から4六銀と上がる形」とは、いわゆる「真部流」のことだ(第1図。詳しくは「VS居飛穴&持久戦のひとくちメモ 予備知識その2 真部流」などを参照下さい)。 このインタビュー記事には、第52期