「透き通ったブルーが延々と続いていた」 世界で活躍しているイギリスのケーブダイバー、マーティン・ファー氏のことばだ。ファー氏が30年ほど前に潜水調査を試みたのは、熊本にある水中洞窟。あまりの深さのため先に進めず、今も全容がわからないままになっている。 今回、私たちは特別な許可を得て、洞窟の専門家とともに現地を調査。特別に改良した水中ドローンやVRカメラを駆使し、知られざる水中洞窟の謎に迫った。 (熊本放送局カメラマン・河村信、おはよう日本ディレクター・野澤咲子) 私たちが挑んだのは、「日本三大急流」の一つ、球磨川の近くにある「神ノ瀬ノ岩屋(こうのせのいわや)」。洞窟の入り口の大きさは幅40メートルを超え、国内最大級と言われている。 早速、360度の範囲を撮影できるVRカメラを携えて、洞窟に入ってみた。古くから信仰の対象になってきたのか、入り口付近には神社がある。 その先は、人が立ち入るのを
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