アメリカの理学療法士ミック・ヒューズは「練習や試合で蓄積した疲労の回復について選手と話をする機会は多いが、『最低でも8時間の睡眠を確保しようとしています』と回答する選手は少ない」と述べている。疲労回復を目的としたクールダウンやアイスバス(水風呂による疲労回復法)、水分補強などの重要性が広く認知される一方で、睡眠という「身近な」プロセスは見落とされやすい。 育成年代では、睡眠が平均8時間以下の選手は同8時間以上を確保している選手と比べて「ケガのリスクが1.7倍になる」という研究があるように、睡眠不足はケガに直結する。また、特に6時間以下の睡眠に着目すると「疲労を原因とした負傷」のリスクが飛躍的に高まることも主張されている。サッカーだけではなく、バスケットボールや陸上競技などでも同様の傾向が示され、様々なスポーツにおいて重要視されている睡眠。さらに、グレゴリー・デュポンを中心とした研究グループ
![進む「ケガ」と「睡眠」の科学。朝型or夜型に独身or既婚も影響!? - footballista | フットボリスタ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d3f716cae35e1e367846aa993d7265b2a71f78a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.footballista.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F04%2F067_sleep1.jpg)