タグ

ブックマーク / president.jp (21)

  • 米国の超エリートが書く"人生日誌"の中身 人生の「行き詰まり」と無縁になる

    仕事がつらい、いまの職種に満足できない……。そんな悩みを抱えたときに、どう対処すればいいだろうか。米スタンフォード大学には、そうした「人生の行きづまり」を感じる人の悩みを解決する講座がある。この学内で1、2を争うという人気講座を創設したビル・バーネット氏が、そのメソッドから「日誌」の付け方を紹介する――。 ※以下はビル・バーネット、デイヴ・エヴァンス『スタンフォード式 人生デザイン講座』(早川書房刊)より抜粋・再構成したものです。 人生を調整すれば理想に近づける アメリカで行われた仕事に関する意識調査では、「社会人の3人に2人が仕事に不満をもっている」という結果が出ています。その不満が年々強くなってきたら、どうすればいいでしょう。今からまったく異なる仕事転職する? 「人生はこんなもんだ」とあきらめる? ここで提案するのは、そのどちらでもない選択肢です。筆者は、スタンフォード大学デザイン・

    米国の超エリートが書く"人生日誌"の中身 人生の「行き詰まり」と無縁になる
  • 徹夜のダメージを「最小限」に抑える方法 | プレジデントオンライン

    睡眠を「一日のご褒美」と考えている人は、一流にはなれない。一流のビジネスパーソンは、睡眠を「投資」と捉えて、「明日のためには、どう眠ればいいか」と未来志向で考える。だからといって、睡眠時間を増やせばいいわけではない。8項目のチェックリストから「一流の睡眠法」を確認していこう(全9回)。 お酒で酔ったときと同じ状態に 一晩寝ないでいると、集中力、記憶力、思考力の3つの能力が鈍くなり、仕事の能率、とくに頭脳労働の能率が大幅に低下します。 人は17時間以上起きていると、血中アルコール濃度0.05%と同じレベルまで作業効率が落ちるというデータがあります。血中アルコール濃度0.05%は、ビール1~2分。酔ったときと同じ状態で仕事をして、いいパフォーマンスを発揮できると考えること自体が間違っています。 徹夜してでも取り組まなくてはいけない仕事が発生したら、徹夜のダメージを最小限にとどめるマネジメント

    徹夜のダメージを「最小限」に抑える方法 | プレジデントオンライン
    shoji1977
    shoji1977 2017/10/02
    そもそも徹夜したくないけど
  • 賠償額9500万円の事故も!「自転車保険」は入るべき?

    2014年の自転車による交通事故件数は、10万9269件。取り締まりの強化などによって、10年前の約19万件に比べると大幅に減少しているが、全交通事故の2割を占める状態は相変わらずだ。 自転車には、車に乗るときに必要な運転免許証、自動車損害賠償責任保険への加入義務もない。誰でも手軽に利用できるが、道路交通法上の軽車両にあたり、万一の事故では賠償責任を問われることもある。とくに近年は、自転車事故の加害者に高額な賠償責任を命じる判例も出ている。 13年の神戸地裁では、歩行中の62歳の女性に、小学生の男児が自転車で衝突し、女性に頭蓋骨骨折による後遺障害を負わせた事例で、9521万円といった高額な損害賠償命令を下している。 賠償金の高額化から、兵庫県など一部地域では、条例で自転車の利用者に賠償責任保険の加入を義務付けるようになっている。今後、強制加入化は広がることが予想されており、このところ損保各

    賠償額9500万円の事故も!「自転車保険」は入るべき?
  • 「金持ち県民、貧乏県民」ランキング あなたの地元は大丈夫?

    金銭トラブルが多い山梨県民、消費者ローン利用1位の沖縄県民、老後の計画性がない秋田県民……。日銀のお金に関する全国調査で、貧困に陥りそうな県が明らかに。あなたの地元は大丈夫? お金の知識がないと下流老人になる時代 秋田県民の72.3%は老後の生活費の計画を立てていない……そんな衝撃的な調査結果がでた。実施したのは、金融広報中央委員会(事務局:日銀行情報サービス局)。18歳から79歳までの全国2万5000人を対象にした「金融リテラシー調査」だ。年代、性別、都道府県分布を人口構成に合わせた大規模調査は世界でも例がなく、海外でも報道されている。 「国内外で金融リテラシー向上への関心が高まっています。一方で少子高齢化が進み、資産形成における自助努力の必要性も高まっている。振り込め詐欺やインターネット取引でのトラブルも、なお多い。お金との付き合い方は必要不可欠な生活スキルとなっています。そこで現状

    「金持ち県民、貧乏県民」ランキング あなたの地元は大丈夫?
  • 「申請しないと貰えないお金」一覧 知っておくだけで、実はお得!

    「貰えるお金」は知るだけでお得 国や自治体には実に様々な制度、助成金などがあります。それらを利用するには、まずはどんなものがあるのかを知り、申請をしなければいけません。これを面倒と感じ敬遠するのは、とてももったいないこと。こうしたお金の原資は、私たちが納めている税金や社会保険料です。使えるものは上手に利用すべきでしょう。 またどんな制度があるのかを知っておくだけで、実はお得。なぜなら、いざというとき公的な助けが得られることがわかっていれば、不安に駆られて過剰に保険に加入する……ということを防げるからです。 では実際にどんな制度があるのか、いくつかご紹介しましょう。 ●高額療養費制度 病気やケガで入院をすると、医療費が高額になることがあります。そうした際に医療費の負担を軽減できるようにしたのが「高額療養費制度」。1カ月の医療費が一定額を超えた場合、その金額が払い戻されます。 この制度で忘れら

    「申請しないと貰えないお金」一覧 知っておくだけで、実はお得!
  • 2倍に値上げでより売れた明治の板チョコ 明治「THE Chocolate」の企画書

    高級チョコに慣れたマニアも絶賛する、明治の板チョコ「THE Chocolate」。カカオ栽培から取り組む明治が目指すのは、新しいチョコレート市場の創造だという。【記事最終ページに商品企画書を掲載】 昨年(2016年)秋から、スーパーやコンビニのチョコレート売り場にちょっとした異変が起きているのをご存じだろうか。クラフト紙風の茶色い紙箱に、エスニック調のモチーフが縦に大きく描かれたシンプルなデザインの板チョコが、色違いで数種類並んでいる。 その商品の名は、明治「THE Chocolate」(ザ・チョコレート。以下、ザ・チョコ)。「これこそがチョコレートだ」という意味の定冠詞“THE”を冠したあたり、メーカーの自負があふれんばかりだ。従来、スーパーなどの「菓子売り場」に並ぶ板チョコは100円前後のものが多いが、ザ・チョコの想定小売価格は220~240円と約2倍。しかし2016年9月の登場以来、

    2倍に値上げでより売れた明治の板チョコ 明治「THE Chocolate」の企画書
  • 脳が深く活性化するBGMの選び方

    音楽は、不思議だ。 ただ、空気が震えているだけなのに、人を感動させ、楽しませることができる。 レストランやショップでも、音楽をかけるだけで、空間そのものが変わる。1つのヒット曲が、時代の気分をつくる。 音楽が持つそのような力は、脳科学的に裏付けられている。自分の好きな音楽を聴いているときの脳においては、生きるうえで大切な「歓び」を表す回路、報酬系が活性化しているのだ。 音楽を聴くだけで、べものや飲みもののような、生きるうえで必要なものを摂取したときのような脳活動が起こる。これは凄いことだと思う。 報酬系の神経伝達物質であるドーパミンは、前頭葉に向かって投射されているため、前頭葉を活性化させる作用がある。そして、前頭葉は脳全体の「司令塔」でもあるため、結果として脳全体の回路が活発になる。 音楽が、脳の活動を支える「インフラ」となりうることを知っている人は、たとえば仕事BGMとして、音楽

    脳が深く活性化するBGMの選び方
  • 孫正義社長とソフトバンク社員が“ゲーム”に熱中する理由

    2012年7月7日、ソフトバンク社の社員堂は異様な熱気に包まれていた。孫正義社長はじめ、グループ会社の経営幹部約120人が集まり、事も休憩もそこそこに興じていたのは「マネジメントゲームMG」というビジネスゲーム。 (1)プレーヤーは1卓に4~6人。一人ひとりが企業の社長となる。製造業版の場合、何を作る会社にするかは自分でイメージし、仕入れから生産、販売までマネジメントする。 (2)自分以外のプレーヤーは、ライバル会社の社長と想定する。 (3)1期(1年)分として任意の時間(30分や1時間など)を設定し、何期分までを競うか事前に設定しておく。 (4)1期ごとに決算を行い、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成する。 (5)各プレーヤーは売り上げや収益の拡大を図りながら、独自の経営戦略のもとにナンバーワンの利益を上げることを目指す。 「孫社長の強さは半端じゃない。勝負勘が違いすぎるの

    孫正義社長とソフトバンク社員が“ゲーム”に熱中する理由
  • 三国志にみる「見捨てられる上司」の条件

    部下も上司の力量を冷静に判定している ビジネスでも売上を上げるのが簡単な時代と、大変難しい時代があります。10年前は好景気だった業界が、今は閑古鳥が鳴いていることも少なくありません。会社の状態が好ましいとき、社会が全体として豊かな時は部下も黙って上司についていきます。誰について行っても、結果はそれほど大きく変わらないからです。 ところが乱世は違います。浮かぶ組織と沈む組織ではっきり明暗がわかれてしまう時代には、部下も誰についていくか、口にこそしませんがじっと上司の能力や人望を判定しているのです。能力が低い上司についていけば、自分もそのとばっちりをう可能性があるのですから。部下も真剣に値踏みし、仕事ができない上司の足元を見てくるわけです。 200年、後漢崩壊のときに最大軍閥と言われた袁紹軍と、曹操の軍が激突する官渡の戦いが行われます。勝った者が、中国の中北部の覇者となる(日の)関ヶ原の合

    三国志にみる「見捨てられる上司」の条件
  • なぜシュンペーターはスティーブ・ジョブズの成功を予言できたのか

    創造的破壊が経済の発展をもたらす 「イノベーションを起こす企業家の創造的破壊が、経済発展の原動力になる」 およそ100年前、1912年にオーストリアの気鋭の経済学者ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターが、弱冠29歳で「経済発展の理論」を著した。この理論は、20世紀最大の経営学者ピーター・ドラッカーの手で具体化され、スティーブ・ジョブズなど強烈な個性を持つ企業家によって体現された。 高度成長期の日は、いわば静態的な資主義体制下で経済成長を遂げた。西側陣営の盟主である米国の後押しで、より有利な条件を享受できた側面も見逃せない。しかし、89年のベルリンの壁崩壊を契機とした東西陣営の一体化によって、日はあっという間にグローバル経済の波に飲み込まれた。この波はバブル崩壊と同時に押し寄せ、新たに訪れた動態的な経済環境への対応ができないまま20年強が経過した。 著者は、10年間国内大手企業に勤務し、

    なぜシュンペーターはスティーブ・ジョブズの成功を予言できたのか
  • 会社経営の99.9%はトップで決まる

    会社というものは機械の部品を交換するように「悪い仕組み」を「いい仕組み」に取り換えればその瞬間からうまく動きだすような、単純なものではない。 トップの姿勢が会社の命運を決める リヴァンプの場合、クライアント企業の再生をお手伝いすると決めたら、まずは徹底的に現場を理解するところからスタートする。クライアントがレストラン・チェーンなら、ピーク時間帯の11時半から13時半の間、十分なサービスを提供できる人員配置ができているかといった、極めてベタなところを調査していく。問題点の洗い出しができたら、それをテーブルの上に乗せて社員と一緒に議論しながら改善策を探っていく。効果が出なければ、再び議論をする。 企業再生とは、こうしたいかにも地道な作業を何度も何度も繰り返すことによってようやく達成されるものであり、いきなり業績を改善してしまうような、そんな魔法のような仕組みなどこの世に存在しないのである。 企

    会社経営の99.9%はトップで決まる
  • なぜ「気の合わない人」との雑談が大切か

    人間の脳の使われ方の中で、最も高度なものの一つは、コミュニケーションである。知識やスキルは、人工知能やロボットに置き換えられてしまう時代。関係性や、絆こそが、ビジネスで最も大切な「人的資源」となる。 「毛づくろい」は、猿の群れにおいて、仲間同士の絆を深める。お互いに毛づくろいをする猿同士は、トラブルの際に助け合う傾向があることが観察されている。 毛づくろいをする仲間の数は、脳の容量に比例して増える。人間の脳の大きさから推定される「毛づくろい仲間」の数は、約150人。この数を目安に、毛づくろいの相手を増やし、維持することが大切である。 人間における毛づくろいとは、つまりは会話。とりわけ、特定の話題や、仕事上の目的に縛られない「雑談」こそが、毛づくろいの最も効果的な方法となる。 これからの時代に、ビジネスの世界で一番大切なポイントは、実は毛づくろいなのではないか。会社の中でも、それ以外でも、広

    なぜ「気の合わない人」との雑談が大切か
  • 危険なのは肥満じゃない! 娘のダイエットを断じて禁止する理由

    筋肉や骨をはじめ体のすべてに悪影響を及ぼす 憧れのモデルや芸能人のように、きれいに、かっこよく、かわいくなりたい――。そんな乙女心が、最近では大人ばかりか中高生、さらには小学生にまで及んでいる。成長期は身長が伸び、大人の体へと徐々に成長するのだから、自然と体重も増える。ところが、“美”を追求する子供たち、特に女子にとっては、この体重増すら気になって仕方がないらしい。 だが、「成長期のダイエットは健康面ではすべてにおいて悪い事態しか招かない」と警鐘を鳴らすのは、カルシウムの吸収・利用に関する研究や成長期のライフスタイルと身体状況などに詳しい女子栄養大学教授・上西一弘先生だ。 「体ができあがった大人ならまだしも、小中高生は体が発育・発達していくまさに成長期にあります。この時期に誤った事制限をすれば、筋肉や骨をはじめ体のすべてに悪影響を及ぼします」 成長期のダイエットが引き起こす問題で、特に重

    危険なのは肥満じゃない! 娘のダイエットを断じて禁止する理由
  • 最後の晩餐、さて、何を食べるとするか

    私は今、10年手帳をつけています。100歳を迎えた2010年から2020年、109歳までの手帳です。百賀を過ぎ、長寿をただ喜ぶのではなく、100歳が新たなスタートだと考えているのです。 多くの方は0歳が人生のスタートと考えます。40歳、50歳になれば、人生も折り返し地点だなと思うでしょう。あるいは、60歳の定年を人生の再スタートとする方も多いのではないでしょうか。 けれど、それは間違いです。その人が50歳であれば、そこからがサッカーでいう後半戦の始まりです。野球は7回からが勝負といいますが、ならば70歳のスタートがあっていい。人生の前半生は助走にすぎません。後半生をどう生きるかが大切なのです。 私は今でも週に2回、好物のステーキをべていますが、「人生の最後に何をべるか」など、とても今からは考えられません。 10年手帳には、たとえば皇后陛下の誕生パーティーの日程を2020年まで書き込んで

    最後の晩餐、さて、何を食べるとするか
    shoji1977
    shoji1977 2015/03/16
    100歳まで週2回徹夜!?今でもキツいぞ・・・
  • 世界のエリートは“白いシャツ”と“10年選手の革靴”を身につける 重視するのは個性より清潔感

    ビジネスマンの基を問えば、第一に誰からも「身なりを整える」という答えが返ってくる。これは「高価なものを身につける」意味ではない――。 分野は違えど、それぞれが世界最強と評される「ゴールドマン・サックス」「マッキンゼー・アンド・カンパニー」そして、「ハーバード・ビジネススクール(HBS)」。世界を牽引する産業・金融界、さらには政界のリーダーたちの多くがこの2企業の出身者だ。そして「HBS」の学生の多くが先の企業を経て入学、もしくはMBA取得後にこれらの企業に入社する。世界のエリートとして指導的役割を担う彼らの常識やルールは、これらの場所で培われると言っても過言ではない。 この2社1校で実務、学びの経験を経て、現在自身の企業を経営する戸塚隆将さんは、世界のエリートたちが大切にする基には共通項があると断言する。その共通の作法は、能力や経験に関係なく、人間生活を送るうえでも大切なことだという。

    世界のエリートは“白いシャツ”と“10年選手の革靴”を身につける 重視するのは個性より清潔感
  • 明日から使える“仕事の基礎スキルを学ぶ5冊”

    今いるポジションによって、読むべきは変わってくる。次なるステージに向かう階段を順調に上るためにも、現在の足場をしっかり固めるための指南書を手に取りたいものだ。 「型」を覚える――。1、2年めの社員がするべきことはこれだと思います。 入社後、いきなり高いレベルのスキルを身につけようと難解な専門書を読む人は少なくありません。気持ちはわかりますが、焦りは禁物。まずは、しっかりした仕事の土台・骨組みを構築するのが先決。「一気にジャンプ」はゲームでもない限り、難しいものです。 ライフネット社長の岩瀬大輔さんによる『入社1年目の教科書』には仕事の様々な作法や指針が示されています。とりわけ「仕事における3つの原則」、例えば、頼まれたことは必ずやりきる、50点で構わないから早く出せ、などの部分は、新入社員だけでなく、多くの読者も心当たりがあるでしょう。 手前味噌ですが、私の著書『99%の人がしていない

    明日から使える“仕事の基礎スキルを学ぶ5冊”
  • 世界一の営業マンの「クラウド×ROI」時間マネジメント -グーグル 山本真人

    グーグル エンタープライズ部門 パートナーセールスグループリーダー 山真人氏●1979年生まれ。国際基督教大学卒、東京大学大学院学際情報学府修了。通信会社を経て、2007年、グーグル入社。12年より現職。 「いちばん重要なのはROIをいかにして高めるかです」 急成長を続けるグーグルで、2012年世界一の営業マンに選ばれた山真人氏に時間の使い方を尋ねると、間髪入れず、こんな答えが返ってきた。法人向けにGmailやグーグルカレンダーを提案し、15期連続、前期比100%以上の売り上げ目標を達成するトップセールスだ。 ROI(Return on Investment)とは投資利益率のことだが、時間にもこれがあてはまる。かけた時間に対し、どれだけのリターンが得られるかが大事だというのだ。それを意識せず、ただ時短やスピードを追求しても意味がないと山氏は言う。 「リターンが少ないことには極力時間を

    世界一の営業マンの「クラウド×ROI」時間マネジメント -グーグル 山本真人
  • ここでわかる!「入ってはいけない会社」診断【1】

    子どもには、安心して働ける会社に勤めてもらいたいのが親心。しかし、就活環境は親世代とはまったく異なる別世界。入ってはいけない、ブラック企業の診断ポイントはどこにあるのか? 「就活中の大学生を持つ親は、どうしても、有名な会社、成長している企業に入るのが安心と考えてしまいます。しかし、現在の就職は、親世代とは状況がまったく違います。親が子どもにアドバイスできるとしたら、『働きやすそうな会社を選ぶという視点も持って』です」 と語るのは、法政大学大学院キャリアデザイン学研究科の上西充子教授。 流行語にもなった「ブラック企業」。しかし、今でも「昔も就職は厳しかった」「サービス残業や離職率の高い会社は昔からあった」「今の若者は辛抱が足りない」と若者の自己責任ととらえている親も少なくない。ブラック企業の見分け方の前に、ブラック企業が増えた構造をおさらいしておこう。 現在、就活中の大学生の親の多くは、約3

    ここでわかる!「入ってはいけない会社」診断【1】
  • 本当の「ブラック企業」とは、どういう職場か

    「楽しい職場」でも過重労働なら倒れる 「メディアでウチの会社が叩かれているんですけど、ウソばかりなので怒っています。ご説明したいのですが」 今年6月、大学の教え子からこんなメッセージが届いた。この会社は週刊誌などで「ブラック企業」の代表格として報じられていた。彼女は新卒で入社したその企業での日々を心から楽しんでいるし、仕事を辛いと感じたことはないという。仄聞するかぎり労働環境には問題が多いようだが、人によって感じ方は違う。彼女からはまだ直接聞き取れてはいないが、「楽しい」と思って一生懸命働き続けた結果、倒れてしまわないかが心配だ。 いま「ブラック企業」が社会問題として注目を集めている。ひとつのきっかけとなったのは、労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表の著書『ブラック企業』(文春新書)だろう。書は10万部を超えるベストセラーとなった。今年9月には今野氏のほか弁護士や学者

    本当の「ブラック企業」とは、どういう職場か
  • 「信念を貫け」「永遠に問い続けよ」というブッダの遺言 -脳科学者 茂木健一郎

    僕の人生には、これまでに大きな危機が2度あった。そのうちの1回についてはいまだに詳細を語ることができないのだけど、下手をすればこの国で生きていけなくなるほどの危機だった。 にっちもさっちもいかなくなった僕は、養老孟司先生にメールで救いを求めた。先生のお力を借りられれば、事態を打開できる可能性があったのだ。先生からの返信メールは、実に簡素なものだった。 「人生には1回や2回、もう死んじゃうのではないかと思うようなことがあるけれど、まあ、だいたい大丈夫」 僕はこの言葉を、いまだに忘れられずにいる。養老先生は日頃、人生だの生き方だのといった言葉をほとんど口になさらない。そういう方がおっしゃる「だいたい大丈夫」という言葉には、とてつもない重みがあった。さりげない言葉の裏側に、先生のそれまでの人生が透けて見えるようだった。 そして養老先生だけでなく、僕が脳科学の教えを受けた優れた先達も一様に、「多く

    「信念を貫け」「永遠に問い続けよ」というブッダの遺言 -脳科学者 茂木健一郎