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2010年6月11日のブックマーク (2件)

  • 『ここが違うよ『天地明察』:参考文献の著者から(0/前口上)』

    まえがき: このエッセーの趣旨 その事件は、突然我が身に降ってきた。 冲方丁氏の著書『天地明察』(角川書店、平成21年11月30日初版)に、拙著『近世日数学史 関孝和の実像を求めて』(東京大学出版会、2005年)が参考文献として挙げられていたことである。 知人から単行『天地明察』の存在を知らされ、パラパラとめくっていたら、どこかで見たことのある史料が原文で出ていて驚いた。 (今回紹介する文。後述。) この著者はよく調べているなあ、と思って巻末を見たら、何ということはない。拙著が参考文献に挙げられていたのである。 (Deja Vuになるのは当然だよなあ……) これが『天地明察』との最初の出会いであった。つまり、元の小説が『野生時代』に連載されていた頃(2009年)、不覚にも筆者(佐藤)は、この小説の存在すら知らなかったのである。 ご存じのとおり、冲方氏の書は、2010年の屋大賞を受

    『ここが違うよ『天地明察』:参考文献の著者から(0/前口上)』
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2010/06/11
    アカデミズムの徒たる友人は今でも塩野七生の本はひどいという。史学としてはまさしくそう。一方で七生タンの前にかように極東の倭人がローマ史にくるうこともなかったのは事実。稗史と歴史学は違うというしかない
  • 国立国会図書館のOPACで所蔵しているアナログレコードの書誌が検索可能に - 愚智提衡而立治之至也

    NDL-OPACで国内刊行アナログレコード全件の書誌データが検索できるようになりました | 国立国会図書館-National Diet Library http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/1189294_1531.html おお,久し振りに出番が来た(^^;)。早速,検索をかけてみる。NDL-OPACで「音楽録音・映像」をチェックして「/マーラー/」で検索してみると,598件と結果が出る。NDL-OPACは結果が200件を超えると「絞り込み再検索を行ってください」と出るが,今回は書誌データそのものを確認するのが目的なので,取り敢えずこれでよし。 その検索結果を出版年の古い順に並べ直して,任意の何件かを眺めてみると,これが精粗のばらつきが激しくていったいどうなっているんだか,という(^^;)。例を挙げてみる。 http://opac.ndl.go.jp/r

    国立国会図書館のOPACで所蔵しているアナログレコードの書誌が検索可能に - 愚智提衡而立治之至也
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2010/06/11
    かやうに資料を知っているものこそが(不備な)目録を読むことができるといふ好例なり。もとよりトーシロが読める目録が理想なれど、不備な目録を読めるのは資料論にこそ鍵があるとかや。