タグ

2016年2月14日のブックマーク (2件)

  • 和本が拓いてきた世界 2 ─ 書入・注釈/橋口 侯之介

    橋口・和論の完結編は「書入と注釈」を取り上げる。コメントとアノテーションは、知識コミュニケーションの装置としてのの機能の最も重要な側面だ。そして和は非常にユニークな方法でソーシャルな空間を共時的、通時的に実現してきた。絵巻と黄表紙がマンガやアニメの祖型としたら、漢籍を拡張した「書入と注釈」はハイパーテキストの祖型であると思われる。だからこの祖型は、デジタルに、創造的に蘇らせることができるだろう。(編集子解題) 1. 装置としての書物:読み解かれることで再生産される知 和に対すると、テクストを受け入れるという意味での「読む」ことは、書物の持っている目的の一部分にすぎないことがよくわかる。作品をテクストという視点からだけで見てしまうと、書物の果たした役割が見えなくなってしまう。このことは書物がたんなる原典の複製的役割を持つだけでなく、さまざまな加工を施すことで、さらに進んだ別の世界に人

    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2016/02/14
    「今では古書に書き込みがあるといやがられるが、江戸時代までは逆だった。むしろ書き入れをすることで、より成長した書物になる。」なーるほど(゚∀゚ )アヒャ 通俗図書館学徒はよく反省すへしm9(・∀・)
  • 『マイコフィリア きのこ愛好症:知られざるキノコの不思議世界』 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

    ユージニア・ボーン[吹春俊光監修|佐藤幸治・田中涼子訳] (2016年1月27日刊行,ピエ・ブックス,東京, 427+IV pp., 体価格2,300円, ISBN:9784756244055 → 目次|版元ページ) テーマ的にはとても興味深い新刊なのだが,実に残念なことに,この訳では原書:Eugenia Bone『Mycophilia: Revelations from the Weird World of Mushrooms』(2011年11月刊行,Rodale Books, New York, ISBN:9781605294070 → 版元ページ)にはあるという「かなり詳細なリファレンス」(p. 427)が全削除されているので,資料的価値はゼロというしかない.それがわかった時点で,ワタクシは速攻で原書をオンライン発注した. 書に限らないが,日語訳に際して文献リストとか索引を省

    『マイコフィリア きのこ愛好症:知られざるキノコの不思議世界』 - leeswijzer: boeken annex van dagboek
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2016/02/14
    ほんたうにさうなのぢゃが、なかなか改まらないですのぅ(´ヘ`;)とほほ