史料を読んでいて気になっている言葉に、「知識交換」というものがある。明治13年に福沢諭吉が設立した交詢社の趣意書で、「知識交換、世務諮詢の中心」を掲げたことで耳にした人もいるだろうが、私が関心をもって調査している史料には、本当によく出てくる。 私がいま関心をもっているのは、明治初期の様々な結社活動の諸相であり、そこから明治中期以降にいかに制度化されたアカデミズムが日本に成立したかということである。明治の始まりの時期に澎湃として生じた知的結社が期せずして知識交換をスローガンとしていたことは興味深い。その背景には、江戸時代からの藩を越え出た文人たちの豊かな交流の蓄積と地域に根差した自治と殖産興業の試みがあるように考えているのだが、その論証がこれからの研究課題である。 瀧井一博教授 紹介ページ http://research.nichibun.ac.jp/ja/researcher/staff/
Japan's Education Minister Hirokazu Matsuno speaks at a news conference at Prime Minister Shinzo Abe's official residence in Tokyo, Japan, August 3, 2016. REUTERS/Kim Kyung-Hoon 文部科学省は1月10日、職員約30人分の人事異動案を誤って約1700人の全職員に送信していたことを公表した。人事課の職員が4日夕、今月中旬に発令予定だった管理職や若手職員の人事案を部下にメールで送ろうとしたところ、誤って全職員に送信してしまったという。 一方でこの問題について、全職員に誤送信しかねないシステムや、再発防止策として同省が公表した「人事情報は今後は紙や口頭でやりとり」との報道には、ネット上などで「時代に逆行するのでは」と驚きの声
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