四天王寺の骨董市にはしばらく行っていない。絵葉書を出品していた方は最近亡くなられたそうなので、久しぶりに行っても寂しいかもしれない。最後に行ったのは、「本おや」*1で高橋輝次氏の『雑誌渉猟日誌』(皓星社)出版記念イベントがあった時の平成31年4月21日だろうか。このところ絶好調のpieinthesky氏から『郁文舎辞書目録』(48頁)を買ったと思う。 この目録は、郁文舎が20大辞典の完成を記念して発行したものである。辞典*2は明治36年~39年に発行されていて、景品の中に『明治四十年懐中日記』があるので明治39年発行と思われる。内容は、各辞典の内容見本と景品の案内である。 『絵画辞典』と『家庭辞書』の写真も挙げておく。 景品の第3等は回転書棚(定価7円)で、欲しくなる。もっとも、地震があったら直ぐに倒れそうな構造だ。 参考:郁文舎については、小田光雄氏の「古本夜話1105 郁文舎と内藤耻叟
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