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ブックマーク / www.mc-books.org (3)

  • 古書業界の深部〜セドリ師、ハタ師、建場、初出し屋 ②

    タテバ?古紙屋さんの大元締めっさ。いわゆるちり紙交換の元締めさ。紙のゴミばみんな持って来るとよ。そこばタテバ言うとった。もー山んごとば積んであっさ。ゴミよ、ゴミ。そいけんそんな中で、まー汚れ仕事さ。ゴミん中で漁りようごとあって、あんまよか仕事じゃなかとさ。そいけん嫌うとこも多かったとよ。はーそいでも、やっぱ凄いのもあったけんねー、四十年代五十年代は。あん頃は家ば崩したり建て替えたり、丁度そんな時代やった。そいけんタテバば巡って、ば集めて、どんどん東京に送ったとよ。 これは今年の三月に長崎に取材旅行に行ったとき、老舗の大正堂さんから聞いた話だ。テープから直接おこしたので長崎弁もそのままにしてある。建場(『タテバ』と読む)についてアレコレ言うより、直接行っていた人の言葉をそのまま載せたほうが信憑性がある。 わたしが建場という言葉を初めて聞いたのは、数年前、これも古書通信の取材で岩手に行った

    古書業界の深部〜セドリ師、ハタ師、建場、初出し屋 ②
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2015/07/15
    セドリ師の追悼録が1冊あったと思って棚を探ったが、どこに行ったか出てこんかった(^-^;) まあセドリ師から店持ちになったから追悼録が出たんだけどね。岡山市の古本屋まだあるかなぁ…
  • 古書業界の深部〜セドリ師、ハタ師、建場、初出し屋 ①

    先週末は古書通信の取材や九月のもみじ市の打ち合わせで忙しく、ブログの投稿を飛ばしてしまってすみません!当ブログは自称「毎日更新!」ですが、その意味は「出来る限り!可能な限り毎日更新」ということでして。何分わたしとカミさんと3歳の息子の3人きりおりませんので、何卒ご勘弁を。 さて先週末は即売展開催中の西部古書会館でシルバーゼラチン(以下ゼラチン)さんの取材。ゼラチンさんは無店舗、無事務所という限りなく実体が無いに等しい(笑)古屋さんなので、じゃあゼラチンさんが参加している即売展(古書愛好会)会場で取材しましょう!ということでお邪魔してきた。 実体がないに等しい、と書いたが、それは決して古屋として実体がないという意味ではない。それどころがゼラチンさんは、極めて興味深い前職を持ち、また現在もユニークな古(紙モノ)の仕入れ・販売方法をとっている。詳しくは次号古書通信八月号で書くが、あまりに内

    古書業界の深部〜セドリ師、ハタ師、建場、初出し屋 ①
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2015/07/14
    このまへヌ君が「やっぱ、ウブ出しですyo!」と言っていた。たしかにさうなのぢゃが、実態は不明――てか書けない――とぞ(゜~゜ ) こんど聞こうっとヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャ
  • 古本街道をゆく一「長崎・大正堂書店」

    今日から「古街道をゆく」という読み物を、このブログで時々書いていこうと思う。 私は『日古書通信』(八木書店発行、昭和九年創刊)という雑誌で、「21世紀古書店の肖像」という連載をやっている。これは私が日各地の古書店を訪ね、写真と短い文章で毎月一店ずつ紹介するものだ。早いもので連載を始めて四年目となる。紹介させて頂いた古書店も五十店を超えた。ただ連載では、文字数が五百字程度と限りがあるので、毎回いろんな興味深い話を伺いながら、書ききれない事柄も多い。そこで「古街道をゆく」では、字数の関係で『古書通信』で書けなかったことを、自由に書いていこうと思う。『古書通信』の連載と合わせて読んでいただければ幸いだ。 私は見知らぬ旅先でその土地のことを知りたければ、地元の、できれば老舗の古書店に行き、その土地に関するを数冊買って、店主さんとお話をするのが一番だと思っている。古書店主は学者ではないが、

    古本街道をゆく一「長崎・大正堂書店」
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