県教委は7日、宇都宮市塙田1丁目の県立図書館の耐震改修工事に伴い、11月21日に現図書館を休館し、12月6日に同市本町の旧宇都宮郵便局に仮移転して業務を再開すると発表した。 移転先はスペースが狭いため、従来のように公開書架で自由に閲覧できる方式から、閉架式に変更される。このため自由に閲覧できるのは当日の新聞と一部の雑誌のみで、多くの資料はカウンターに申し出て閲覧する。 所蔵する約67万冊のうち仮図書館に収容できるのは約5分の1の約13万冊。残りは申し出に応じて現図書館から取り寄せる形となるため、仮図書館にない本や資料は受け付けした時点で渡す時刻を決めて対応する。 午前10時までに申し出を受けたものは午後0時半、午後1時までに受けたものは午後4時半、午後1時以降に受けたものは翌日午後0時半から引き渡し可能。インターネット予約は従来通り利用可。 仮図書館にはインターネット検索設備や視聴・鑑賞設