ジョン・バッテル。 今年もニューヨークで開催されたに合わせて、「」が5月21、22日の2日間に渡って開かれた。CMとはConversational Marketing(カンヴァセーショナル・マーケティング=会話型マーケティング)のことで、TwitterやFacebookといったSNSの発展とともに注目されてきたマーケティングのコンセプトとして、日本でも2000年代後半からさまざまに紹介・導入されてきた。そのポイントは、ネットやさまざまなデジタルツールを使うことで、マーケティングにおいて顧客との双方向の対話を図ることだ。 いまでは常識となったこの「カンヴァセーショナル・マーケティング」のコンセプトを広めたのが、07年にCM Summitをスタートさせたジョン・バッテルだ。彼はUS版『WIRED』の共同創刊編集者であり、04年からはティム・オライリーと共同でWeb 2.0 Summitを立ち上