エスビー食品は5日、おかず感覚で使うラー油「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を23日に新発売すると発表した。内食志向の高まる中、手軽に料理のレパートリーが増やせる万能調味料のニーズが高まっているのに対応する。桃屋が同様のコンセプトで昨年8月に発売した新タイプのラー油が大ヒットしており、ラー油最大手のエスビーの参戦で市場競争が激しくなりそうだ。 新製品は、ラー油、フライドガーリック、アーモンドのほか唐辛子を発酵させた中華調味料の辣醤(ラージャン)を組み合わせて、ほどよい辛さ、絶妙のおいしさを実現したという。 料理にそのままかけて食べられ、冷ややっこや納豆などの薬味のほか、野菜いためやチャーハン、カレー、ラーメンなどの調味料などにも合うという。価格は330円(110グラム)。年間3億5000万円の売上高を目指す。 桃屋が発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は、辛さ志向が強まっていることや