民主党の渡部恒三元衆院副議長は7日午後、日本外国特派員協会で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について「解決できないことになれば、その責任は(鳩山)政権の交代ということになる」と述べ、鳩山由紀夫首相が表明している5月末までの決着が実現しなかった場合、内閣総辞職は避けられないとの見方を示した。 同党の有力議員が首相退陣の可能性に言及したのは初めて。渡部氏は「ポスト鳩山」にも言及し、「恐らく菅直人財務相が(次の首相に)なるだろう」と指摘。岡田克也外相に関しては「外相にしなければ鳩山首相がしくじったときに国民的な衆望がいったが、外相にしてしまって、おしかりを受けている」と否定的な見方を示した。 【関連ニュース】 ・ 【特集】話題騒然 ファーストレディー ・ なれ合い政治から脱却を〜自民党・園田幹事長代理インタビュー〜 ・ 自民の歴史的役割終わった〜自民・舛添要一前厚生