1匹で約30人前? 若狭湾で重さ約9キロ、体長約80センチの“お化け”トラフグが水揚げされ、4月8日に福井県小浜市川崎3丁目の小浜漁港に運び込まれた。「こんなごついのは、なかなか見られない」と、福井県漁連小浜支所の職員も目を白黒させている。 同支所によると、おおい町大島の底引き網漁船が7日に水揚げして持ち込んだ。天然のトラフグは産卵のため、若狭湾に回遊してきており、4~6月に取れやすい。 水揚げされたトラフグは、胴回りが60センチほどあり、堂々たる体格。同支所販売課の主任(38)は「こんな大きいのは、1年に1回揚がるか揚がらないか」と驚く。 トラフグには鋭い歯があり、職員はかみつかれて痛い思いをすることもしばしば。「結構凶暴で、この大きさなら簡単に指を持っていかれる」と慎重に取り扱っていた。 刺し身や鍋などにすれば、約30人分になるという。8日に買い手がつき、出荷されることが決まった。主任
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