10年前にトラに夫を殺されたモサマット・ラシダさん。バングラデシュ・シャムナガールの自宅で(2019年11月11日撮影)。(c)Munir UZ ZAMAN / AFP 【2月22日 AFP】息子たちに見捨てられ、隣人たちからは避けられ、魔女呼ばわりされているモサマット・ラシダ(Mosammat Rashida)さん(45)は、犯罪者なのか? いや、違う。彼女の夫がベンガルトラに殺されたのだ。 バングラデシュの地方部にある村々の多くでは、ラシダさんのような女性たちが夫の不運を招く元凶と見なされ、村八分の目に遭っている。 バングラデシュとインドにまたがる広さ1万平方キロのマングローブ林シュンドルボン(Sundarbans)自然保護区の端にある、蜂蜜の採取を仕事にする人々の村で、ラシダさんは自宅である粗末な板づくりの建物でAFPの取材に応じ、「息子たちは私を不運な魔女だと言う」と語った。 ラシ
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