公務員ランナーで、来季のプロ転向を決めている川内優輝(31)=埼玉県庁=が4日、4位になったストックホルムマラソン(2日)から羽田空港に帰国。気温約30度と北欧では珍しい高温下でのレースを振り返った。 「自分は早々に先頭から落ちて、ひたすら粘るだけのレースだったので…」。暑さが苦手な川内が振り返った。ゼッケン1をつけたボストンマラソン優勝者は、5キロをトップで通過するなど引っ張ったが順位を下げ、ハーフで12位と厳しい展開に。しかし高い気温の中でサブテンの自己ベストを持つエチオピア勢が次々に脱落する中、我慢の走りで順位を上げて、ケニア勢3人に続く4位でゴールした。タイムは3位から5分56秒遅れの2時間22分57秒だった。 「やっぱり暑いレースはタイムじゃない。優勝した選手は2時間13分の自己ベストで、(優勝タイムも)13分台。これに湿度も加わる東京五輪では、より暑さに強い選手が活躍できると、
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