東京は現在日本の政治的、経済的、文化的中心に位置しているが、東京という土地だけに注目したとき、東京の中心はどこにあるのだろうか。 中心=人の集まる場所=盛り場(繁華街)という視点から、東京の盛り場の移り変わりについて調べていきたい。 1930年代から関東大震災以前にかけて東京一の、そして日本一の盛り場として繁栄を誇っていた。 ・浅草寺への参詣 上京してきた者も東京在住の者も日本を訪れた外人も、浅草寺は一度は 訪れるべき場所として有名。 →浅草寺の門前町という伝統的な日本の盛り場の形式 ・民衆娯楽地 活動写真やオペラといったモダン的要素と、江戸以来の見世物小屋を中心 とした伝統的要素と、吉原や十二階下等の遊郭街という3つの文化的要素 の混在 →信仰の後には娯楽 浅草から銀座へ(1940年代~1960年代) 関東大震災以降、浅草や日本橋に代わって急激な発展をとげていく。 ・カフェ、デパートの進