クルマを色あざやかに飾っている塗装には、「金属を蝕むサビからボディーを守る」という大切な役割がある。このため、ほんの些細なキズでも、塗膜が剥がれて鉄板面がむき出しになっていたら要注意!マッチ棒の先ほどの些細なサビも、ひとたび発生してしまうと塗膜の下に広がっていき、収拾がつかなくなってしまうからだ。また、下地塗料(アンダーコート)が残っていたとしても、放っておけば塗料の剥がれが広がる可能性があるため安心は禁物だ。ただちにタッチアップしておきたい。 さて、タッチアップとは傷ついた塗装面に同色の塗料を小ハケで塗布する補修方法で、プロ並みの仕上がりさえ期待しなければ簡単に行うことができる。ハケ付きキャップの小ビンに入れられた専用塗料が市販されているので、まずはこれを1本手に入れたい。 純正品と社外品がある タッチアップ塗料はカーメーカーの純正品の他にケミカル用品メーカーからも市販されている。いずれ