「梅雨明け」宣言の出た、その日だけは、ほんとにからりとした一日で、陽の落ちたあとは夕風さえ涼しく感じるほどでしたのに、そのあとはまた何日か逆戻りしたような蒸し暑さです。 それでも何やら、急のしごとでチビの相手をしながら部屋にこもっているsesentaに、ビリビリッと辛いもので元気の出るごはんにします。 野菜畑の夏らしい風景といえば、今はこれ、ゴーヤがいちばん。十年ほど前までは、スーパーで見かけることも珍しかったのに、品種改良が進んだのでしょうか、この辺りでもふつうに育つようで、農園の中にもあちこちに涼しげなゴーヤの棚ができていて、色も形も一人前以上のがたくさん下がっています。 けさも、大小とりまぜてたくさんのゴーヤをいただいたので、お友だちと分けた残りの一本を、うちではタイ料理にしました。 もともとのレシピでは、豚肉といんげんを使う炒めものを、いつもどおり手持ちの材料にあわせて、わたし流。