斎藤氏は東京大学文学部卒業とともに平凡社に入り、雑誌「太陽」編集部に配属、現在は作家となった嵐山光三郎のもとで編集のイロハを学び、その後、 平凡出版(現マガジンハウス)に転職し、「平凡パンチ」「POPEYE」編集部で活躍した。 1996年「BRUTUS」編集長に就任するや、低迷していた部数と広告出稿を瞬く間に回復させる。その手腕が評価され、2001年、コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパンの社長に迎えられ、現在は、同社発行の「VOGUE NIPPON」「GQ JAPAN」の編集長をつとめている。 東大入学の経緯、出版界を目指した理由から、編集者の原点を叩き込まれた「太陽」時代の逸話、特集全体をひとりの編集者に任せ、広告と編集記事の境目をなくす、という斬新な雑誌“経営”手法、外資企業でうまく仕事をするコツ、私生活や職業観まで、とことん語っていただいた。 司会はリクルートエグゼクティブエー