発達障害を扱った書籍が大炎上 SNSを中心に、ここ2-3日の間、発達障害を扱ったある書籍が発売前だというのに大炎上している。それは、著者が宣伝のためにSNSに上げた写真やオンラインショッピングサイトなどで、書影や書籍の一部が見られるようになっており、そのタイトル、帯の文句、書籍の一部や目次などに問題のある記述が山積していたからだ。私自身もそれを見て、驚愕した。 SNSには批判コメントがあふれかえり、一般のSNSユーザーだけでなく、メンタルヘルスの専門家、発達障害の当事者団体、専門書を扱う出版社なども軒並み批判コメントをしている。 何が問題なのか あえて書名や著者名を出すことは控えるが、当該書籍の何が問題なのかを挙げてみる。まず、この本は発達障害に限らず、愛着障害、トラウマ障害、その他の疾患などを抱えた人々を「職場にはびこる困った人」と一括りにし、「イライラ、モヤモヤさせられる困ったさん」に
