(独)経済産業研究所(RIETI)は、1987年に通商産業省の一部局として設置された通商産業研究所を前身とし、2001年4月1日に非公務員型の独立行政法人として設立された。第1期(2001年~)は青木昌彦初代所長(スタンフォード大学)を中心に9つの研究クラスターで研究を始め、第2期(2006年~)は4つの基盤研究領域を定めて取り組んできた。そしてこの4月から始まる第3期には、中期目標「経済産業政策の重点的な視点に沿って、経済成長のグランドデザインを理論的・実証的に研究することをわれわれの使命として、1)「世界の成長を取り込む視点」、2)「新たな成長分野を切り拓く視点」、3)「社会の変化に対応し、持続的成長を支える経済社会制度を創る視点」の3つの重点的な視点を常に念頭に置いて研究を行う。昨年流行した言葉「整いました」を使って、ここでひとつ披露すると、RIETIの第3期とかけて、奈良・興福寺国